MビデオとAV作品の違い

 古い友人が映像コンテンツのオンデマンド配信事業を展開中で、最近そのプロジェクトの一つが実施段階に入りました。それでとりいそぎ今年中にプロモーション用プレビューを作成せねばということで、僕のところに相談がきた。

 依頼内容は90年代のアダルトビデオの再編集!

 だいたい60分から90分の作品を、からみシーンだけ抜き出して30分程度にトリミングするという作業です。アナログのVHSやベーカムの素材をデジタルにエンコードしてからおいしいとこだけを抜き出していきます。

 僕は趣味で映像のデジタル編集をやってまして、外国製のエンコーディング用機材が一式そろっており、この環境なら楽勝の作業。それを知る友人が泣きついてきたわけです^^
 面白そうなのとギャラもよかったのとで引き受けましたら、速攻でアダルトビデオ300本が段ボール箱に入って届きました。

 実をいうと、僕は健全(?)なアダルトビデオというのはほとんど見た事がなく、初めて購入したアダルトものと言えるのがSMものでしかも男がマゾという当時としては超マイナーな作品( 「美しき女王様」)
 それ以来買うビデオは全て女王様ものばかり。コレクションの数は過去20年で300本ほどになります。偶然とはいえこれと同じ数だけの一般アダルトを、しかも大手の華やかな作品をこんなにたくさん目の前にして、 死後のコレクション問題 もクリアしてないのに、うれしいやらうんざりするやら複雑な気持ちです。終わったら引き取ってもらうからいいんだけどサ。

 とりあえずエンコードしながら10タイトルほど一気に見てみました。
 




 う〜ん... まァ、よろしいんじゃないですか ^^ あまり期待もしてなかったけど。

普通の男なら興奮する んでしょうかね、おそらく。

 確かに美人でスタイルのいい女が、オスマした普段着から淫美な姿へと変遷していくプロセス(←こういうパターンが多い)を見るのはなかかな見応えがあります。だけど、たまたまなのかもしれないけど、最初にみたシリーズの女優はほとんどがド素人。「AV女優」としては玄人でも、女優としての演技力はまったくお話になりません。演技が下手というレベルではなく、不自然以下のぎこちなさがどうも気になる。普段のセックスもあんな感じなのかね?

 演技力に関する不満で言えば、普段よく見ているMビデオ作品の女王様にも言えることなのですが、こちらの方にはそういう違和感があまりない。なぜなら、演技力は未熟でも、SMプレイ内容は本物 だからなのだと思う。昔はプロではない女優的な女王様の作品もあったものですが、最近登場する女王様はほとんどがプロもしくは趣味レベルでも本格的なSMプレイの経験者であることが多い。だから内容的には(その人にとっての当たり外れは別として)「マゾ男として」見る分にはある程度満足のいくものになっている。
 ところが、健全なアダルトビデオ作品というのは普通の男向けに作られているので、マゾとして見る限り欲求不満になってしまう。というか、正直いってどうも僕は興奮できない。からみのシーンで激しく盛り上がっている部分でも、冷めた視線で見ざるを得ない自分が、ちょっと悲しい...かな?

 俺ってやっぱり、ノーマルな男じゃないんだろうな...

 マイナーなMビデオを見慣れた目には、メジャーなアダルト作品は陳腐な昼メロ程度にしか映らない。それゆえに、わりと冷静に編集もできるし、仕上がるコンテンンツのクオリティは「ノーマルな男」が編集するよりはレベルの高いものになるのかもしれない。この仕事は僕には適任だったとは言えるだろう。

 (これを依頼してきたその友人は、僕がマゾということは知らないのですが)



posted by homer_2006 | Comment(8) | マゾヒズムに花束を!
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