だいこくさま

手書紅葉古来我が日本には八百萬の神々がおわします。
そして、花札は紅葉の月である(旧)10月には、こぞって出雲の国へとお出ましになる。

  紅葉せし 間に間に神の 旅支度

前に話しました。
神様というのも楽じゃない、人間風情が紅葉狩りにうつつを抜かしている間にも、年一回の大サミットで多忙?
いやいや、案外神様だって出雲参りのついでに、通る土地土地の紅葉を楽しんだかもしれませんぞ。
出雲に近づくにつれ連れも多くなる。夜は宿で花札あたりに興じたのかもしれません。

さて、目的地出雲でホスト役をつとめまするのは、お馴染み大国様です。

 ♪〜 おおきな ふくろを かたにかけ〜

ねえ、あの穏やかそうな神様。七福神のメンバーでもある大黒様です。
と、気がつきました? さっきは、大国様と書きましたよねえ。
そうなんです。オオクニヌシノミコトですもの、大国様ですわ。
ところが、大黒天は大黒天ですよ。大国天ではありませんよ。
調べてみましょう。

天というくらいですから、これは仏教の神様です。吉祥天、毘沙門天等々。
つらつらルーツを調べるに、マハカーラというヒンドゥーの神様が原型。
なんと、これは魔物を征伐するとても怖い神様なのです。
梵語のマハカーラを直訳すると大黒となります。ご存知北伝で日本に入り込んだ大黒天は、オオクニヌシノミコトと混同され、ダイコクとなったわけです。
いやあ、偶々音読みが同じだったと言うだけで、似ても似つかない神と混同されたものです。

なんか、ネット事情とよく似てますよねえ。
偶々同じハンドルを使ったために、似ても似つかない他ネット人と混同されてしまうことが、よくあるでしょう?
いやいや、この程度の混乱なら、まだ笑って済まされるのですが。
現実と仮想の混同がしばしばされるのは、笑い事では済まされません。

サイト趣旨に逆行する無粋な話になってきましたが、言いかけたことです。
予め言い訳してから書きましょう。
どうも僕自身、言いたいことをうまく言葉にする自信がありません。
ですので以下は、どうか字面に囚われることなく意を酌むようにお読み頂けたらと思います。

ネット、ネットと申しましても、大きく2つの「ネット」に分けられる思うんですよね、僕は。
ひとつは、ネット外、俗に言うとこのリアルに波及する(可能性を秘めた)ネット。
もうひとつは、ネット内の事象にのみで収まってしまうネット。
この二つを明確に区別しなければいけないと思うんです。

後者のほうから行きましょう。これはバーチャルでも構わないじゃないんですか。
小説や演劇と同じく考えて良いでしょう。最低限の公序良俗の縛りのもと大いに楽しみましょう。
匿名性・非対面性のよさ、バーチャル云々を持ち込むこと自体が野暮です。

これに対して前者ですよ。
例えばアフリ、例えばネットオークション、これなんかはまさしく現実事象そのもののですよねえ。
バーチャルと錯覚するなどとは、由々しきことです。
ネットというものを実社会の対立概念に位置づけているようにも読める、「リアルvsネット」の概念、これが悪いといいました。

ついでに言っておきますと、「リアルで逢うことがネットの不合理を補完することになる」と言っている人たち、これもまたおかしいですよ。
「リアルで逢ったその人」が申告どおりの「ネット人格」であるという保証はどこにもないわけですから。
出会い系の社会問題そのものですね。

とりとめもなくなってきましたが、そろそろ結論付け。

ネットの病理性とは、巷間言われている現実とバーチャルとの混同を招く恐れがある、ということでないと思います。
僕が分類した2範疇が混同されている、線引きが難しい、これがネットの病理性になってると思うんですよねえ。
ですから、インターネット関連産業従事者はきちんと線引きできるような環境を作る、そして、マスコミ・知識人はそれを後押しする。
これこそが急務ではないでしょうか、

と、この言い回し、



これも昨日の積み残しです

を巧みに丸写ししました。

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて〜!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!



posted by homer_2006 | マゾヒズムに花札を!


トレヴァー・ブラウン展

 前のブログでも紹介したことのあるトレヴァー・ブラウンの展覧会が大阪で開催されています。この人は在日イギリス人で、その筋の人たち(フェチアート系)にはとっても有名で、僕も大好きな作品が何点かはあるのですが、いまいち自分の趣味とは異なるような気がするアーチストです。どちらかというと女性緊縛図、それもロリータ系の美少女ボンデージものといったジャンルを得意としており、Femdomとは反対のベクトルではありますが、サドマゾヒムズ的な視点からは楽しめる要素もあり、独特な感動を与えてくれます。

 また、現在発売中の「SMスナイパー」3月号にも関連情報とともにトレヴァー氏のインタビュー記事が掲載されており、興味深く読みました。

 

 この人はもともと日本文化を愛するまっとうな英国紳士で、その作風にはどこかオリエンタルなムードを感じます。コミック作家の池上遼一とか叶精作のタッチに似ているような気がしません?

 世界的に今の日本は、京都奈良の伝統文化ではなく、アニメや美少女キャラに代表されるサブカルチャーで注目を集めており、トレバー・ブラウン氏も自分の芸術的テーマを実現するためにわざわざ来日したとのこと。その集大成が今回の個展で見ることができそうです。

トレヴァー・ブラウン展
大阪・サブタレ二アンズで3月9日まで開催中

posted by homer_2006 | Comment(0) | マゾヒズムに花束を!
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