ホトトキズに蔓とヒモと

かわり藤えーっと、花札は4月藤の種札に描かれているホトトギスについての面白い習性を書いたのは。
投稿日付でこそ幾日も離れていないものの、実際は随分前です。
自分では巣を作らず他の鳥の巣に卵を産み、ちゃっかりその鳥に雛を育てさせる…
こうでしたよねえ。

ふと、考えてみるにですよ。
藤という植物は蔓性で、他の木に巻きつかなければ自分では立つことができません。
いやあ、この花にして、この鳥あり! 見事なちゃっかりものどおしをカップリングした4月の10点札です。

まあ、ちゃっかりものというならちゃっかりものなんですが。
他者にばかり依存してるのは、あまり共感を覚えませんね。
言葉にもあるじゃないですか。ヒモ、女の稼ぎをあてにしている男を侮蔑的に称する俗語が。

あれ? 変態マゾ男の僕がそんな言葉を吐くとは意外?
いやいや、これでも案外古風な男女観の持ち主なんですよ。
そうですねえ。時々話にあげる三国志の中では袁紹のような。

つーことで、ここでまた三国志エピソードから、お話にあがってる袁紹の名言を。
公孫讚との戦いの折といいますから演義とすればかなり初期。
そうそう、この公孫氏はいつぞや話題にした公孫氏とは全くの縁もゆかりもなし、マイナーな方が先にでてきちゃいましたね。記事とすれば後の月になりますので探して見てください。

さて、その公孫軍に勝利した袁紹はふと気が緩み、周りを手薄にしてしまいました。
そこに撃ちかかってきたのが逃走途中の公孫軍二千余、わずか百騎余の袁紹本体を十重二十重に取り囲み、雨あられと射掛けます。
袁紹、絶体絶命!
傍にいた側近・田豊は土塀のかげに紹を隠そうとしました。
すると、紹、かぶとを地面に叩きつけ、

「ええい、めめしいぞ! 戦って死ぬのが男だ。
 土塀に隠れてまで生き延びようとは思わぬ」

ちょっくら突拍子もなかったかもしれませんが、男児たるもの、この気概ですよー。
現代に目を転じれば、♂はどんどん女性的に、♀はどんどん男性的に。このままでは、みーんな中性になっちまう。
戦いがなくなってしまったことの悪弊でしょうか?

と、この言い回し、



そして、男たるものは

を丸写ししました。

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて〜!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!


posted by homer_2006 | マゾヒズムに花札を!


うなゐはなり

越後大石菖蒲もう一稿5/3、花札とはあまり関係のない記事を入れましょう。
なんだかわかりますよね。
そう、今日は憲法記念日です。

この祝日の歴史を調べると、1947年5月3日に日本国憲法が施行されたことを祝してとある。
意外なことに、非常に新しい祝日なのです。
いや、僕は、旧憲法である明治憲法からみを想像していたので。
明治の時は面白い話があったようですよ。

憲法発布と聞いても、庶民は何のことかチンプン。
「おい、お上から絹布の半被(ケンプノハッピ)を頂けるそうだ」
などと、期待した人もあったとか。

まあ、こんな明治庶民とは裏腹に、日本の憲法の歴史は非常に古いものです。
小学校でも習いますよねえ。聖徳太子・憲法十七条。
では、いつものごとく日本最古の歌集である万葉集より、その聖徳太子ゆかりの歌を見ましょう。

  橘の 寺の長屋に わが率宿し 童女放髪は 髪あげつらむか

どうですか?
あさっては、
 
  橘香る 朝風に〜♪

の端午の節句、時節にぴったりでしょう?
そして、明日香川の上流にあるこの「橘の寺」が聖徳太子の創建にかかるのです。

あっと、あっと、はしょっちやいましたか? 失礼しました!
先ず、読み仮名つけないと解らないですね。

 たちばなのてらのながやにわがゐねしうなゐはなりはかみあげつらむか

とまあこんな読みをする、巻十六-三八二二、「古歌に曰はく」です。

うん、問題は「うなゐはなり = 童女波奈里 宇奈為放」なのです。
岩波書店『萬葉集』の脚注によれば、
ウナヰは童女の髪の形から名づけた言葉。髪を切って頸のところまでたらしている形。ハナリは、束ねないで、垂髪の少女をいう。
とのことなのですけど、なんか、凄いの見つけちゃった、って感じですね。

 橘寺の長屋で、私が一しょに寝たあの垂髪の少女は、もう成人して、髪をあげたことだろうか。

だなんて、、、

いや僕が注目したのは、作者の心理なんですよ。
性行為時の髪の印象…後に閨中の♀を連想させるようになる。
「♀のリビドーの象徴である髪」がここにもありましたもので。

しかも、これはいつぞや紹介したやさしげなものとはちょっと趣を異にする、うらに支配の心理が感じ取れます。
うーん、なんて言ったらいいんだろう? 足のフェチ:纏足 のような…

と、この言い回し、



犬養万葉だけじゃないですよ〜

を丸写ししました。

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて〜!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!

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松納 (まつおさめ)

1/13花札1月は松の月、そして社会的に見ても1月は松の月であります。
で、始まる稿の第二段といきましょう。

えーっと、あの折は年中行事・松過の話でしたよね。
過ぎるためには、納めることが前提、ということで、今日は松納の話です。
歳時記を見ると、正月十四日の年中行事とありますね。
おやおや、松過よりも後ですね。京阪地方を除いて。
これは、何で?

うん、確かに首都圏では6日が松納なのですが、今度は逆にこちらが例外なのです。
以上を総合すると、首都圏及び京阪地方を除けば、松過に松納があることになりまして。
この逆転現象の理由としては、小正月の行事があるためとの説明が多いようです。
つまり、松納を小正月のプレイベントとしたいがために14日にしている地方が大半なのです。
6日に取り払う首都圏においても、松の梢だけは残しておくようですし。

ところがですよ。
正月の4日、そう、この記事の投稿日付です。
早々、この日に門松を片してしまうへそ曲がり、というか、伊達者がいたらしいんですよ。
仙台の四日門松…
そうです。江戸時代、仙台・伊達藩は、早々と門松を仕舞ってしまうことで有名だったようです。
例の政宗の気風が、脈々生き抜いていたのですね。

山岡荘八『伊達政宗』。これ、お読みになったことあります?
太閤秀吉との掛け合いがgooですよねえ。
謀反の証拠を突きつける秀吉、その都度かわす政宗。
金塗りの人柱背負って街道行列したくだりは圧巻です。
そのうち秀吉も、どう言い訳するかそれが楽しみで詰問するようになったり。

と、この言い回し、



なんか直近に新環境移行した先は管理画面にすら入れないとか

を丸写ししました。
伊達政宗とは対照的に僕の言い訳はワンパター…ン…

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて〜!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!
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梅酸

大連梅花札2月のテーマ植物である梅は、再三にわたり述べてきたように美しく芳しい花です。
それだれではありませんよ。つーことで、今日は梅のもうひとつの側面で話を進めましょう。

なんて、もったいぶりましたけど、大して難しいことではないんですよ。
梅は(花だけでなく)実も有用である、ってことなんです。
でも言われてみれば、コロンブスの卵のクチじゃないんですか?
他月テーマのうち、花を愛でた後に実まで食用にできる、というのが他にありましょうか?
ここらにも、また、日本における梅人気の秘密を見たような気がします。

勿論日本だけではありません。
そうでしたよねえ。梅は中国からの輸入品です。
文化と食の二毛作は、あの三国志あたりにも見ることができます。

梅酸も酸味   敗戦も亦酸   不同と雖も似たり  心舌を超えて甘し

曹操の詩ですね。
大敗を喫した戦の折、馬上の操は、この詩を吟じていました。
曹操の戦は、要するに、曹操の詩であった…
吉川三国志を読んだ人は、思い出したと思います。

おっと。いささかはしょり気味でしたか。三国志って何だ?って人もいますよね。
今、一般的に言われている三国志というのは、中国三国時代の歴史記録である『正史』ではなく、三国志演義、つまりは物語です。
日本における読み物として一番普及しているのは、吉川英治が戦争中に某日刊新聞に連載したアレ通称『吉川三国志』ではないでしょうか?
文庫本8冊に収まるサイズで長さ的にも読み易いですよね。

陳舜臣さんの秘本三国志はちょっと毛色が変わってます。
演義の基本構造「劉備=善玉、曹操=悪玉、孫権=どっちつかずの半端なヤツ」を覆し、曹操の側から三国志を描いてます。

あとは、柴錬三国志。
「曹操、諸葛孔明の二大詩人を描いた物語だから孔明の死と同時に終劇」、の吉川三国志とは対照的にかなりあとの時代まで書かれているのが特徴です。

と、この言い回し、



三国志・水滸伝・西遊記・金瓶梅 …入りきれなかったか、、、

を丸写ししました。

………
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わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
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もっと、イヂメて〜!!

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紙フェチ

完全総括SM手引き書 (カニ心書シリーズ)
長池 士
リヨン社

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「紙フェチ」というのはいい表現だと思いました。

 濡木さんは活字中毒とほぼ同じ意味で使っているのでしょうけど、ネット・フェチの対極に位置づけられると、郷愁的にアナログ世代には受け入れやすい印象があります。

 子どもの「活字離れ」とか、最近の若い人が本を読まなくなったなどと言われていますが、彼らは携帯やネットでテキストは読んでいるわけで、岩波文庫のコンテンツをPDFでモニタで読むのは活字中毒とは言えても、紙フェチとは言えない。

 う〜ん、自分でも何言ってんだか、意味不明です...

 僕もどちらかというと、紙フェチで、脚フェチで、下着フェチで、早い話がたんなるスケベオヤヂなわけですが、紙のぬくもりというか手触りがなんとも言えず好きなんです。それにあの匂い。朝一番に読む新聞の匂いとか。本来フェチ(フェティシズム)とは物神崇拝と言われるように、何かの対象物が与えられるべきで、ネットフェチとなると、具体的な対象が実在しないバーチャルなものだけに、よけいに屈折しているような気がします。

 まあ、紙フェチがより健全だと言うつもりもないのだけれど。

 ネットでSM関連のコンテンツをよくブラウズもする一方で、紙の本もよく買います。だけど、一般書籍とは買う場所が異なります。ていうか、僕が購入意欲をそそられるSM関連の書籍は、濡木痴夢男の著作物(河出文庫など)は例外として、例えば紀伊国屋書店とかにはおいてないから買えない。新宿のカバリエとか、六本木セビアンあたりになるでしょう。

 先日、いわゆる普通の本を買うために紀伊国屋書店でぶらぶらしていた時のこと。中公新書や新潮新書とかの並びのコーナーに新刊として平積みで「SM手引き書」というタイトルが一瞬目を引きました。ん?何かの間違いでは?

 はじめは、マイクロソフトの新しいOSか何かの解説書か?と目を疑った。もう一度見つめてみる。

「SM手引き書」
 キャプションに「人間の本能から派生する性生活の視野を広げ、充足感を愉しむ」とかなんとかあって、明らかに、これはもうアレでしょう。しかし、マジですか?コレ。

 すぐそばには養老孟司の「バカの壁」や渡辺淳一の「鈍感力」といった書籍も見える。そんな場所にこんな本。

 著者は長池士。あまり詳しくは知らないけど、SMサークルAMSの代表だ。こりゃ本格的だ。欲しい! だけどここは紀伊国屋書店だぞ。買うのか? セビアンでも売ってるだろうか...

 今さら恥ずかしがる歳でもないし、買ったですよ。
(どさくさにまぎれて渡辺淳一の「鈍感力」や斎藤孝の「コメント力」など他に数冊混ぜてカウンターに。「SM手引き書」単独で買えないところが、やっぱり甘いか)

 いや〜、わかりきったことが平易な文章で書かれてるので、いっきに読ませて頂きましたです... が。

感想としては、ま、今さら「手引き書」読むまでもなかったかな〜ワシ...えへへ、という感じなので、あまり詳しくは書かないけど、ただ、男性マゾヒズム的視点がほとんどないのが不満といえば不満。内容的に悪くなかっただけに残念です。
 
 最初は真面目に読んでたのに、20ページめぐらいに

「彼女をSMの世界に引きずりこみ、愛奴として調教し、育てていきたいと考えている君に、その手口、手法を解説していくことにしよう」とか書いてあって、

いらんっちゅ〜の!

 むしろその逆で、どうしたら彼女に女王様になって頂けるか、そういうノウハウでも書いて下さ〜いイイイっちゅーうの!!

 しかし、ま、SMの主流派というのか、男がSで、女性がMというくくりの中では、一般教養としてのSMを偏見なく受け入れられるよう良識的には書かれているので、初心者にはためになるとは思いました。M男の僕が特に積極的にお薦めできるような内容ではないのですが、一歩距離を置いて冷めた目で読む分には面白いと言えるかな。

 ただ、本当のビギナーや若い読者に、これだけでわかったようなつもりになられても困るんですけれどNe。
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柳の花

ame繰り返しているとおり、花札11月は柳、雨と言うのは俗称です。
ところで、よく考えてみればこの11月、花札なのに花が描かれてませんね。
柳はちゃんと花が咲くのに。ええ、ええ、春の季語にもなってますとも。

ということは、11月は柳と言うよりも、むしろ俗称の雨と呼んだほうがよいのかも知れませんね。
いくらなんでも、春の季語が旧暦11月のテーマでは不自然ですもの。
「柳散る」が秋の季語となってることから逆算して、柳とは春夏秋・3シーズンの植物として楽しまれていたのでしょう。

と、いうものの。
冬、旧暦11月にだって柳はあるんですよねえ。冬眠するわけではないのですから。
これを雅と受け取ったって。

ってことで、こんなのは如何?

   なおあゆみ さくらなみきを まなにみゆ きりなきこみち あきあかねまい

表向きは、

 尚歩み、桜並木を眼に見ゆ。きり(霧&切り)無き小径、アキアカネ舞い。

そして、その実はとあるサイトの小説に登場するキャラクターを。

 「奈央」「亜由美」「さくら」な「未来」を「真奈」に「美由紀」「里奈」きこみ「ちあき」「茜」「舞」

やった! 蜀山人の近江『八』景の上をいったゾ!!!
と、叫びたいとこですが、相変わらず季節感がまちまち。

うーん、どうして桜というと春のイメージになってしまうのでしょうねえ?
春夏秋冬、桜並木はあるのに。
『秋野さくら』じゃ、そのまんま、

と、この言い回し、



こうなると日本の四季がうらめしくなっちゃうよ

を丸写ししました。
でも、でも!
この間の加筆部を紹介してあげるという効果…が…

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて〜!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!
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濡木痴夢男



濡木痴夢男のおしゃべり芝居

 このホームページのなんともカワイイ名前は、本人が抱く演劇に対する憧憬からつけられたものらしい。実際に落語や講談などもこなしてしまう芸人としての 濡木の横顔が、ここで明らかになりつつあります。僕も以前芝居をやっていたことがあるので、なんとなく共感を覚えるのですが、SMと演劇は、実は深い関係 があるのです。

 濡木痴夢男は、戦後SMメディアの生き証人として、今も精力的に活動を続けている数少ないアーティスト。古くは「奇譚クラブ」の投稿家からスタートし、その後SM雑誌の先駆けとして登場した「裏窓」の編集に関わる経緯は、以前このブログでも紹介した 「奇譚クラブ」とその周辺 という、濡木氏自らの著作で詳しく描かれています。

 この業界では言わずと知れた著名人ではあるのですが、1970年代初頭、華やかな表紙に彩られたSM雑誌が百花繚乱のごとく発行されるようになった背景には、

濡木らパイオニアの布石があったればこそという事実 が、

もう少し強調されてもいいような気がします。緊縛グラビアの縄師としても活躍する一方、ビデオ監督などもこなすマルチな才能はその後の80年代に花咲く SMポストモダンの台頭をも後押しすることにもなりました。戦後しばらくはアンダーグラウンドだったSMサブカルチャーから、よくも悪くもポピュラーな風 俗産業にまで発展した全てのプロセスに深く関与してきた重鎮の一人と言えるでしょう。

「紙フェチ」と自称する濡木は、もっぱら紙媒体、つまり雑誌や書き下ろしの出版物でしかこれまで作品を発表していませんでした。(最近は紙芝居の絵なども描いて東京で上演もされたという)
 
 その彼が、ついにというかやっとというべきなのか、

 インターネットの世界でも己の世界を語り始めたようです。

 まもなく80歳になろうという老体に鞭打ち(本人はマゾではないらしいが)、使ったことのないパソコンを駆使(?)し、ネット向けに重たい口が開かれたことには、驚きと歓迎の思いを込めて祝福したい。

 この芝居はまだ開幕したばかりで観客数が少ないみたいだけど、バカ受けするほどメジャーな興行成績を目指しているわけでもないらしい。わかる人にしかわからない、シブい小劇場を見守るような気持ちで応援しています。
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改暦と改元

越後任天牡丹では、6/6に、もう一稿入れましょう。
しょっぱなから、とはいうものの…
奇数月ならゾロ目は節句になりますけど、偶数月はなにもなしですよねえ。

 ろくーがーつ むいかに 〜♪

なんて歌もありますけど、続きは「雨ざあざあ降ってきて」
別の月のテーマ(異称)になってしまいますよ。
ホントに、投稿数の伸びない牡丹の月です。

再び、とはいうものの。
そうです。わざわざ書き始めたということは、ちゃんとトピックスを思いついてるのです。
今日はまた、6という数字にまつわる話をしましょう。

えーっと。
このブログでも再三にわたり登場する旧暦です。
これは、いつまで使われていたのでしょうか?
答え、明治5年(1872年)12月2日 (旧暦)まで。
その翌日の明治6年(1873年)1月1日から、グレゴリオ暦(太陽暦)に改暦されたんだそうです。

これに関しては、面白い裏話がありましてね。
旧暦のままでは明治6年は閏6月があるもので、月給制に移行したばかりの政府が13ヶ月分の給料を払うのを避けるためにバタバタと改暦してしまったとか。
閏月…
本年・平成18年(2006年)に閏7月があったことについては、投稿日付では後になるいくつかの月で、既に話しています。

13ヶ月分の給料については、別にも面白い話があるんですよ。
年号の改元です。
ねえ、明治45年は大正元年。もっと細かくに言えば、明治45年7月は大正元年7月。
このときも、明治の7月月給と大正7月月給を別個ふた月分、払わなければならないのか? という議論があったとかなかったとか。

まあ、今になれば、月給と言うものがそれだけ定着してなかったということを示す史実として受け止められることです。
昭和64年1月 = 平成元年1月 の時に、同様の話がありましたか?
おっと、おっと、いけない、いけない! 僕の年なら当然知ってますよねえ。
きっぱり、ありませんでした。

そうです。そうです。
戦後のサラリーマン黄金時代のことだって、当然知ってますわな。
いやー、植木等の無責任社員は面白かったなぁ。

ああ、ああ、いつも取り上げている万葉集、そのものずばりの唄を歌ってましたよ、あの人は。

  永六輔 作詩 中村八大 作曲・編曲

   流行歌 万葉集

(朗詠)世の中は空しきものと知る時しいよいよますく悲しかリけり

 千年以上も昔の男が
 今と同じよな愚痴こぼす
 なんとかしようよまるで同じじゃ
 サルに顔向け出来ないよ

(朗詠)ますらをや片恋せむと嘆けども思のますらをなほ恋にけり

 千年以上も昔の男が
 今と同じよな片思い
 いやじゃありませんか当ってくだけろ
 磯のアワビじゃあるまいし

(朗詠)銀も金も玉も何せむに虚れる宝子に如かめやも

 千年以上も昔の親父が
 今より立派な育てぶり
 学校の成績あてにはならぬ
 夢のある子が宝もの

(朗詠)万葉集読んでつらくおもんみた植木等の学のあるとこ…
                      なんともはや

えーっと、取り上げてない歌は、

  ますらをや 片恋せむと 嘆けども 醜のますらを なほ恋ひにけり

巻2・百十七番 舎人親王の歌ですね。
流行歌〜では『思』の字を使ってあるシコですけど、本来は『醜』が多いようです。(原文『鬼』)

大の男がうじうじしてて、と親王は思いのたけを舎人娘子にぶつけたのですね。
而して、

   嘆きつつ ますらをのこの 恋ふれこそ 我が髪結ひの 漬ちてぬれけれ

「当ってくだけろ」でしたか。
うーん、現代に生きている古典!
で、落としたいのですがねえ…

以上、少なくても昭和の時代までは恋愛に関しても「現代に生きている古典」であったことを再確認した

と、この言い回し、



おお、昭和! 古き佳き日々

を丸写ししました。

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて〜!!

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猪突猛進

大連猪7月・萩の月。
今日は、また、種札に配図された動物である猪の話をしましょう。

今までは、猪の食料になっているという側面ばかり話していたような気がします。
けど、言わずもがな、人間に食われる為だけの存在ではありません。
そうですよ。野生の動物です。
うっかり秋の野に入り、猪に襲われることもしばしば。
犬歯が発達したあのキバで、"ケツ"を抉られ、こちらが"毛"つき"バーガー"にされて、"食い物"にならないよう気をつけなければなりません。

はい? 変なこと書いてる?
いえいえ。投稿日付に惑わされることなく、タイムリーに読んでいる人には、なんとなく分かるのです。
と、話を戻しましょう。

猪は、興奮すると背の怒り毛を立てて突進してきます。
言葉にありますよ、猪突です。猪突猛進なんていいますよねえ。
この義を更に進めて、猪武者なんてのも。
誰をあげましょうか?
そうですね、敢えてガイジン筋から行くとしますか。
お隣中国は、お馴染み三国志演義の大物役者・呂布あたりはどうでしょう?

さてさて、三国志の呂布奉先。
演義の方では、恩知らず中の恩知らずというキャラ設定ですよね。
まあ、彼が漢人でなく遊牧民族であるということを割り引いて評価しないと気の毒なんですが。

その奇行のうちでも一番有名なのが、徐州時代の劉備との関係です。
次第次第に味方の少なくなってきた呂布は徐州の牧・劉備を頼る。
ところが客将として自分を迎えてくれた劉備の留守に徐州を掠め取る。
そして、なんとなんと、行き場のなくなった劉備を今度は逆に客将として迎える。
こうですよね。

なんでまた呂布は必ず敵になるに違いない劉備をむかえ入れたのでしょう?
横山光輝さんは、こう考察してます。

@かつて自分が劉備にむかえ入れられたことに多少は恩義を感じていた。
A袁術に敗れた劉備の力をあなどっており、害はないと考えた。
B徐州には劉備の肩をもつ者もかなりいたため、その勢力を懐柔するために劉備と手を組みたかった。
C劉備の性格を考えた上で、恩を売っておけば自分に敵対することはないと甘く考えた。
D劉備を放り出して、彼が曹操や袁術などと手を組み徐州に攻めよせることが一番恐ろしく、身近に置いておけば安心だった。
E連合離間は乱世の常であり、自分に恨みを持つ劉備と組むのも良いと単純に考えた。

うーん。
ちなみに陳舜臣・秘本三国志では、曹操と劉備が裏同盟を結び、呂布&袁術を重ね斬ったというお話になってます。

と、この言い回し、



劉備と呂布のキミョーな関係  のもうせんとは違う部分

を丸写ししました。
待った、待った! 僕のオリジナルの一首を見てください!!

  ありま、ヤバっ ミクの笠原 風吹けば 出でたる裸像 忘れやはする

うーん、彼女みたくうまくできない…な…

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて〜!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!

posted by homer_2006 | マゾヒズムに花札を!


雁も渡るか

雁ではでは、もう一稿、8/21実日付投稿を。
と言いましても、旧暦の8/21です。
続けて読んでいただいてる人はお分かりでしょう?
これもまた、新旧暦の落差をお知らせするための演出であります。

昨日の更待月を持ちまして、前期秋の名月は終了しました。
もう今日になれば、午後10時を過ぎなければ月は昇らず、宵闇の時期となります。
まあ、これがまた季語なんですね。
そして、お月様の見ごろはむしろ明け方になる、うん、有明月ですか? これは季節は関係なし、各月の下旬すべてということになりますか。

 ♪〜 遼陽(りょうよう)城頭(じょうとう)夜は闌(た)けて
    有明月(ありあけづき)の影すごく

なんて、橘中佐 ですか。続けます。

 ♪〜 霧立ちこむる高梁(こうりょう)の

そうでした、そうでした。これで花札8月につながります。
思い出してください。
花札8月は芒、通称坊主、ごくマイナーな異称で霞というもがある、前に話しましたよね。
今は、春-霞、秋-霧ですけど、昔は春秋とも霞と言い霧と言った、こういうことでした。

ってことで、もう一曲見ましょうか。
ご存知ですか? 長篇歌謡浪曲。
三月で話題にした三波春夫さん、独自の世界です。

歌謡曲流行歌をベースに2番と3番の間にあれやこれやが入ります。
もっと時間をかけて歌える舞台では、また違った構成になるようですが。
これは、古い歌本にでてた、最も有名な長篇歌謡浪曲『元禄名槍譜 俵星玄蕃』(「先生っ!」「おゝ、そば屋か〜」ってやつ)の段で確認しました。
いずれにせよ、これらはすべて三波さん自身の構成であるようで。

おっと、タイトルは『唄祭り矢之助笠』

いいですよねえ、 【秩父夜祭り】を舞台に展開される物語…
生まれ育った土地に対する特別の思い入れ…
島国農耕民族の血を受け継ぎ、この風土に生まれ育ったものでなければわかりませんよ。
このブログでお話するということは、当然花札に描かれた光景がふんだんに登場します。
さてさて『唄祭り矢之助笠』、聴いてみましょう。

♪ かりもー わーたるーか あのやーまーこーぇーて〜

と、8月10点札のごとき光景で、出だす。

♪ もみーじ いーろーづく ちちぶのさーとーへ〜

ああ、ちょっと月が違うかな、とそれはさておき。
メゾピアノで歌うべき2フレ目を、こんなに強く出しちゃっていいんかいな?
などという気を回すのはシロートの赤坂見附、サビの部分まで、ホントに劇的に創っていく三波さんです。
同じ部分の2番、

♪ きしーのー おーばーなは なみだで ぬーれーぇる〜

出ましたねえ。尾花=芒です。
このフレーズなんか、英訳したらどんな感じになる? ちょっと興味あり。
そして2番と3番の間に、台詞による一人芝居、浪曲、講談等々フル導入で語ります。
一人オペラなどもこんな感じですか?
語り終えたところで転調し歌謡曲部3番、いよいよフィナーレへと、

♪ こころー はーればれ おやまーのーあーかーり〜

土着大和民族にとってのお山は神様。

♪ とーくおーがーんで たびだつわーらーじ〜

さてさて、翻訳専門家のみなさん。
「草鞋を履く」、これ 縦→横 の変換ができますでしょうか?

♪ すてるー こきょうにー みれんはーないが〜

大陸を跨ぎ移民した人たちの感覚で聴いたら大間違い。

♪ そーっと〜 よりそー〜う〜 ふたつのー かー〜さー〜に〜

サビの部分。
歌謡浪曲には珍しいラブソングです。

♪ なぜーかー せーつないー まつーりー〜うー〜た〜

これですよ、これ!
「心晴れ晴れ」「未練がない」のに、なぜ「切ない」のか?
これは、代々本邦に住まい、父祖の血を脈々と受け継いだ者でなければわからんでしょうな。
何年何十年にわたり日本に住まい、畳の上に寝て、米のメシを食べ和式便所で踏ん張ってる外国人の皆さん、
ざ〜ん念でした、っとまで言ったら減らず口が過ぎるね、失礼しました。

と、この言い回し、



ミ ユ の 掲 示 板  5月21日(土)12時02分40秒 5月22日(日)12時36分30秒 

を丸写ししました。

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて〜!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!
posted by homer_2006 | マゾヒズムに花札を!


十三夜月 遁走す

たばこ菊では、9/13に、もう1稿。
今日もまた名月ですね。まあ、勿論旧暦の話です。

まあ、一年最後9/9の菊の節句の後ですので、どんな時期になるかは、容易に想像できます。
そうですね、繰り返しますが旧暦。そして、これもまた何度も使っているネタですが、今年2006は7月が閏だったための影響で、普通に数えるのなら11月になってからです。
何度か話した、花札の図柄のような残菊の面影含みの菊を見た宵のことと頭にイメージして、次の句をみましょう。

   麻薬うてば 十三夜月 遁走す (石田波郷)

十三夜の名月。これを後の月に呼びます。
13<15なのに、れれれ?
それは、名月=旧暦8月15日 十三夜=同9月13日 だから。

このころはもう寒く、風物もまたものさびてきて、名月を賞する心得とは、おのずから趣が違う、節物の枝豆や栗などを月に供えて祭る。
と歳時記にはあります。
そういや、樋口 一葉に十三夜なんて話も、
って全く読まずの知ったかちゃんですが。

と、この言い回し、



ちょっとコワい句を

を丸写ししました。

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて〜!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!

 注* 句中の「麻薬」とは麻酔のことです。石田波郷は、昭和・病床俳句の第一人者ですね。
posted by homer_2006 | マゾヒズムに花札を!


名月の里

坊主Tシャツさて、今年もいつの間に仲秋の名月を迎えてました。
というのは、いささか嘘の趣向で、他月でちゃんと話題にしています。
そう、昨日の十六夜、猶予(いさよふ)月まで話題にしてますから本日の投稿、17日へと続けたわけでして。

これから先、更にしばらくは、お月様にも異称がつきます。

   立待月 露けき石を 照らしそむ (片桐美江)

つーことで今日、陰暦8月17日、十七夜は立待月です。
十六夜よりも更に出が遅い、立って待ってる心でこう呼びます。

この際ですから、どんどんいっちゃいましょう。

  居待月 芙蓉はすでに 眠りけり (安住敦)

居待月(ゐまちづき) − 陰暦8月18日の夜の月。立待月よりも出がさらに遅いので、座して待つという意味。
と歳時記から。

  寝待月 雨来ていねし 後知らず (水原秋桜子)

寝待月 − 陰暦8月19日の夜の月。月の出は大分遅くなっている。寝ながら月を待つとの意である。
と、まあ、出もそうですけど、この時期になれば秋雨の季節にかかってきますね。

  天窓に 更待月や 休め機 (大島広子)

更待月 (ふけまちづき) − 寝待月よりなお遅れて出る陰暦8月20日の月。月はもう半ば欠けて光もほのかに寂しくなっている。

ん? この句、前にどっかで書いたような、、、
と、いうわけでございまして、とは言っても直前にいったことととは全然関係なく、お月様シリーズ最終日は陰暦8月20日ということでございます。
まあ、出る時刻も遅くなれば、段々と欠けて形も崩れてくる、これがまた秋の物悲しさを誘発させていくということでしょう。

やはり、ここは花札の真ん丸あかあか月が一番ということですね。
ついでに書くなら、十五夜月よりも十六夜の方が丸い、これもどこかで言いました。

さて、名月の里として名高い土地といえば、信濃の更科あたりが思い出されましょう。

   おもかげや 姨ひとりなく 月の友 (芭蕉)

更科紀行より。
姨捨などという物騒な地名に似合わぬ月の名所。
長楽寺にこの句の句碑があります。

姨捨… お年寄りを山に捨てる棄老伝説…
悲しい話です。
昔のことで生産性が低いにも拘わらず、就業不能の老年者は今と同じくいたわけでいから。

   わが心 なぐさめかねつ 更級や 姨捨山に 照る月を見て
           (古今和歌集 巻第十七 雑歌・上 八七八 詠み人知らず)

どうやら、平安時代から姨捨の風習はあったようです。
幸い現在は生産性の向上のため、昔話となり、この更科の地も名月の里というイメージのみが残りました。
月の美しさをたたえる句や歌で心が豊かにして、養老です。
皆さん、どうか、ご両親を大切にしてください。

そうそう。
ありとあらゆる生物の中で、親孝行するのは人間だけだとか。
他の生物は、子は親から一方的に与えられるだけです。

物いはぬ よものけだもの との差別化のため、せいぜい親孝行しないとね、

と、これらの言い回し、



9/20〆内扱い
解説ふよう?
飛行機もそう。もし第一次・第二次大戦がなければ現在も未だプロペラ機だったかもよ
今日はひときわ重いって情報が流れてるぞ〜
いや、私、某日刊紙と鉄道の回し者ではありませんから、あはっ!
歌詠みたくなる名月の里、というタイトルです
掲示板 5月12日(木)21時43分28秒 を参照してください

を次々に丸写ししました。

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて〜!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!

posted by homer_2006 | マゾヒズムに花札を!


昔のMTVの過激さの限界



 マドンナほど洗練されてはいませんが、 Mel Brooks の古いMTVの中に、少しだけ、Ponyplay(お馬さんごっこ)ぽいスタイルの振付けをみつけました。ナチスをイメージした悪趣味な映像ですが、コミカルでなかなかよいです。

「ずしり」っとはRideingしていないところが、控えめというのか、時代ですかね〜^^

 最近はインターネットでもうかなりドギツイ映像に見慣れてしまったせいか、この程度だと甘っちょろすぎますな。BDSM的に見ても微笑ましいレベルだけど、80年代のKinkyワールドはこのレベルだったのかもしれません。
posted by homer_2006 | Comment(0) | マゾヒズムに花束を!


ヘンタイがな

あかよろし今日はまた、『あかよろし』の5点札の話をしましょう。
このブログの特性で、日付は全くあてになりませんが、この話題は随分と久しぶりです。
少々復習をしてみましょうか。

全部で10枚ある5点札には、全て短冊が配されている。
1月から3月までの短冊札には文字が書かれている。
そして、1月と次の2月の短冊の文字は「明らかによい」という意味の『あかよろし』、
こんなところでした。
新春に相応しい、おめでたい文言です。

とはいうものの、『あかよろし』には見えませんよねえ。
CGをクリックして、元の大きさで確認してください。
どちらかいうと『あのよろし』という感じでして。
はい、今日の話題はこの不可解な二文字目なんです。

確かに『の』の字が下に伸びたようなこの二文字目です。
でも、目を凝らしてよく見てくださいな。
そうでしょう? 上のほうに点がついてましたよ。
『可』の字を崩すと"かのように"なります。

そうです。小学校のころに教わったことを思い出しましょう。
仮名文字… 平仮名も片仮名も漢字から作ったんでしたよねえ。
前者は崩し字から、後者はその一部をとって。

まあ、『か』の字は、『加』の崩し字から出来た現在の字を使いますが、花札のように『可』をルーツとする平仮名もまたありです。
意外に思うでしょうが、仮名というのは千近くもあったんですよ。
それが、小学校令によって一字一音四十八字になったのは明治33年、西暦で言えばちょうど1900年のことです。
そのとき、選に漏れた仮名文字が、変体仮名です。

…って、『変態』の誤植じゃありませんよ!
まあねえ。ブログタイトルが、マゾヒズムに花札を! ですから、どうしても変態のほうになってしまいますか。
仕方がない。その路線で弁明などしてみますか。

僕は確かに、自他ともみとめる変態マゾ男ですけど、僕一人が変態ではないですよ。
歴史上に名を残した人物は、一人残らず変態ですよ、これが。
北原白秋の足フェチなんてのも、動かぬ証拠を押さえてますしねえ。
彼の和歌です。

  春くれば 白く小さき 足の指 かはゆしと君を 抱きけるかな

ええい、この際だ! 
他の近代歌人の作も、八首、どどーんと掲載しちゃいましょうか。

  をさなくも 伏しまろびつつ 泣く日なり 黒髪たれて なびく御足に
                      (与謝野寛)

  みごもれる 妻が素足の まさびしさ 早寝せよとて 蚊帳つりしやる
                      (細井魚袋)

  くらがりに 君が素足の小さきを 怪我に踏むこそ 艶めかしけれ
                      (与謝野寛)

  湯の中に ながなが手足 のばしてる 女の燐光 湯気が立つ立つ
                      (上田穆)

  しゃなりくねり 歩く娘でスロープの おてんとうさまが まぶしいのです
                      (饗庭瑠璃草)

  うしろより 渚をゆきぬ 夕浪の 君が素足を 洗ふ清さに
                      (与謝野寛)

  桃色の しごきをしめて 君素足 夜のともしび 蹴って歩けよ
                      (物上照夫)

  苗代の 水に素足で 立った娘に かっこう鳥が 呼びかけてゐる
                      (中島壷児)

こうしてみると愈愈、『特殊性癖』の云うのは『特殊』なものでない、
誰しもが少しずつ因子を持っているものだ、の感が強まります。

人類みなヘンタイ、だがな。
蜀山人歌碑の『志』にみえた『し』の字は、ヘンタイがなだ。

と、この言い回し、



へぇ〜、『かわゆい』っての、正しい日本語だったんだね

を丸写ししました。

………
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わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて〜!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!
posted by homer_2006 | マゾヒズムに花札を!
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