エゴマゾで行こう!

 一般の男性ユーザーは女性の肌に直に触れたいと思っている。これはわりとノーマルな願望でしょう。だから顔面騎乗でもお馬さんごっこにしても、まずはナマがよいというのが初期設定。そこにパンティ越しがよいとやらハイヒールのタブがついたり、革製の馬具や鞍をつけて欲しいとかいうオプションが加わると、これはフェチの要素が入ってくることになる。極端な場合は生身の身体(足や尻)でなく、下着やコスチュームだけに萌えてしまう。

 本来フェチ(フェティシズム)は物神崇拝(呪物崇拝)と訳されるように、ある特定のモノへの信仰性を意味していた。これがいつのまにやら

女の足よりハイヒールが好き!

というような変態性欲をひと言で表してしまうのが現代用語の基礎知識となっている。

足(脚)フェチにしても、ナマ脚ではなくストッキングを履いてなければダメだとか(ちなみに僕はプラス「ガーターベルト」派です)、色は黒に限るとか、赤や白がいいだのとこだわりのバリエーションも広く深い。ようするにワガママなのであります。

 さらにマゾヒズム願望のタブが加わると、それはもう常人には理解できないほど複雑なインターフェースとなり、その人のプロパティを説明するのは非常に困難であるため、しばしば「エゴマゾ」という便利な用語が用いられます。

 しかし僕の考えでは、エゴマゾも含めていわゆるマゾヒストは全て

  己の欲望に極端に忠実 なだけで別に自分勝手(エゴ)なのではない。

強いて言うなら、正直な願望の未熟なプレゼンから生じる理解不足が、相手に誤った印象を与えているのだと思う。言うなればマゾなんて全員が基本的にエゴマゾだ。またはエゴフェチなのである。

 例えば「脚を舐めたい」という願望だけであれば、特にエゴとは言われないのに、「ひざまずいて舐めたい」とか「踏みつけられながら舐めたい」という要求が加わることによってエゴにされてしまう。

 女王様側が「ただ単に舐めることが出来ればそれでいいんでしょ?」程度の理解しかないと、相手の細かい願望にまで気がまわらない。

 舐めるという行為以上に、相手が着衣でこちら全裸であるとか、命令されて行うのか、それとも奴隷の立場からお願いしてさせて頂くのか、そういった細かいシチュエーションが重要なのである。このようなこだわりを説明しても、「あんたの言う事はわかりません」となれば、残念ながらエゴマゾのレッテルを張られておしまい。分かる人にしかわからない世界をどうやって分かってもらえばよいのか。やはりクドクドと説明するしかないのか。

まず赤い下着とハイヒール、そして赤いストッキンングを履いて頂きまして、

椅子にお座り願います。そしてどうか脚を組んで見下して、命令して下さい。

 「おまえの口でハイヒールとストッキングを脱がせなさい!」と。

その後で、御足を舐めさせて下さい!

 フツーそこまでやるの? ↑ 

 .... 強気なコダワリさんならやるんだろうな。

 内気な僕には「足を舐めさせて」と言うのがやっとで、ここまで細かい段取りをセッション直前にお願いしたことはありません。しかし、できることならそこまで詰めて依頼してみたいというのが正直なところ。
 
 こだわりにかたくなにこだわる、頑固なこだわりさん。それが正しいエゴマゾの姿なのであります。


posted by homer_2006 | Comment(0) | マゾヒズムに花束を!
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