生きる

 僕がこのブログを始めた大きな理由の一つに、いわゆる

死後のコレクション問題

というのがありました。

 団塊の世代に続くオタク世代の高齢化に伴い、今後この種の問題はますます表面化していくと思われます。昔から古本屋で一瞬大量に出回る貴重本の出所は、遺族が処分した故人の蔵書だったりするわけなんですが、これからはヤフオクなどでDVDやフィギュアなど、残された家族にとってはゴミ同然の骨董品が「1円スタート」とかで出品されたりするんでしょうか。

 今僕が一番あたまを痛めているのが、

膨大な数のMビデオ をどうするか。

 トランプ社から北川プロ、美芸会、カバリエ、セビアン、スウェーデン、シネマジック、甘美会、ブレーントラスト、プライム映像、シルバークイーン(志摩ビデオ)、妖美マゾビデオ、アダルト21、アロマ企画、パナシア、ヤプーズなど、他にも1本で消えたレーベルも入れるとタイトル数で300本を超えるんだなこれが....
 ほとんどがパッケージ入りVHSテープで、かさばることかさばること。北川プロのは超ご丁寧な分厚いハードプラスティックケース入りで、これにもホント泣かされた。いつの間にやらDVDも増えてるし、マジメにコレは深刻な問題なのです。老後の楽しみにとっておきたいけれど、自分の死後、家族や友人から「こんなの見てたの?」と思われるのはなんとなく困っちゃうな〜と。
(↑もう死んでるんだから困らないよ!)

 ま、僕のことはどう思われてもいいのだけれど、数や内容がハンパじゃないコレクションの処分に戸惑う遺族の心情を考えると、これは今のうちに少しでも自分で何とかしておかなければという気になってくる。
 それで3年ぐらい前からコレクションのダイエットを始めました。以前は8ミリビデオにダビングして、パッケージをスキャンして(一応印刷品質)保存し、比較的つまらない作品をヤフオクで売ったりしてました。昨年ぐらいからビデオ・エンコーダーが激的に安くなり、映像をMPEG保存することも可能になった。M本や女王様グラビア本も、いいとこだけスキャンして本体は古本屋にたたき売り。こうして、僕のパソコンのハードディスクにはあんな映像や、こんな画像で容量がどんどん増えていった。

 だけど、スキャンやダビングという作業はけっこう手間ヒマかかるもので、つまらん作品のためにこのような労力を費やすのがアホらしくなってきた。また、つまらんとはいえ何万も出して買ったものが二束三文で落札されるのも悲しい。それにこんな作業が長続きするはずがない。このままでは俺の人生スキャンとエンコーディングで終わってしまう。単調な作業に飽きてきて、だんだんとお気に入りの作品だけのデータ化と簡単に内容がわかるようなメモとリストの作成だけになり、そのうちに感想や詳しい解説、自分のSM論などを書くのがメインの作業になっていきます。こうして将来の「マゾヒズムに花束を!」の主要コンテンツが少しづつ出来上がっていったわけです。

 押し入れの中だとかさばってホコリをかぶっていくだけだけど、デジタルデータ化してインデックスを作成すれば、いつでも手軽に呼び出すことができる。最初はコレクションの永久保存を目指してスタートした作業が、お宝映像の整理整頓教室となり、ネットから入手していたFemDom系統のイラストや画像なども含めてまとめていくうちに、ブログブームが到来していました。
 
 死後のコレクションが無惨に処分されるのが避けられないのなら、生きているうちに同じ趣味を持つ他の人たちとそれらをシェアして、もっと有意義な活用方法の可能性がブログにはあるのではなかろうかと、そう思ったわけです。へンなへ理屈ですけれど... ^^

  40歳も過ぎると死後のことをぼんやり考えたりもします。本当はいつ死ぬかはわからない。今特に健康上問題なければたぶん70歳ぐらいまでは生きていけるだろうとほとんどの人は思ってるかもしれませんが、極端な話、明日死ぬかもしれない可能性は誰にでもあるわけです。数年前に入院した時にこの思いは切実になりました。

 平和な時代にそこそこの人生を無難に生きているけれど、残りの人生をどう生きていくのかをきちんと考えないうちに、死ぬわけにはいかないんじゃないか。最近はそんなことを考えております。

 ということで、相変わらず死後のコレクション問題は課題を残したままなのですが、Mビデオの「形見分け」が欲しい人がいらっしゃいましたら、メールでご連絡ください。遺言上に書いておきます。

 ↑そんなこと書かれたくないって(。。)☆\バキ 


posted by homer_2006 | Comment(0) | マゾヒズムに花束を!
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