お大事に

 最近、親しい人の入院、退院という事態が相次いでいる。

 僕も数年前に交通事故で入院したことがありますが、こういうことって、たいていの場合突然の事態で、けっこうショッキングなものです。

 もうイキナリ 拉致・監禁 されたようなもの。病気やケガの本来のインパクトの方が大きいから見過ごされがちだと思いますが、なかなかSMっぽい状況だと思う。自由はないし病状によっては羞恥的なシチュもかなり発生することもある。点滴や注射などは苦痛を伴う、回復へのパスポートとしての快楽。看護婦さんの支配的な言動。手元にSM雑誌やそれっぽいものはいっさいないから性欲処理の手段も絶たれちょっとした妄想で下半身はすぐ反応。なんか射精管理されているような。

 包帯フェチや医療プレイなど関連するアイテムも豊富。病んでる当事者にとってはそれどころじゃないですけれど、普段健康な生活をしてきた者にとってはふってわいたような非日常的な世界。しかもそれはリアルなのである。
 
 僕の場合は、事故に関しては相手の信号無視が原因だったので、落ち度はこちら側に全くなくて「なんで僕が?」と、突然の理不尽な運命を呪う。

 どうして僕だけがこんなめにあうのよ!

 ( ↑ あんただけではないよって ^^ )
 
 もともと性格がひねくれているので、入院中はかなり屈折してしまいました。他に何もすることないから普段考えないことを考えてしまう。それは真面目に哲学的なことから、くだらない妄想まで、とりとめもないことからどんどんディープになってゆく....

 で、結局人間の運命なんてわからんものだなと。交通事故にしてもケガだけですんで幸いだったという前向きな考え方もできるわけで、もしかして死んでたかもしれないよねっていう・・・
 あるいは下半身不随で自慰すらできない身体になっていたかも、とか。

 粗食にシンプルな生活。禁欲。孤独。それまでの僕からは信じがたいピュアな環境が、悟りにも似た境地に導いてくれました。

 よし、これからはまっとうに生きよう!(それまでも、普通にまっとうに生きてきたつもりですけれども)

 とにかく健康で五体満足なことに感謝し、他人に思いやりを持って地球環境にやさしく、そして自分には厳しく生きよう。入院中の後半は、かなり本気でそう思ったものです。

 いまでも基本的にはそう思ってますが、当時の本気度からは64パーセントぐらいにダウンしてるかも。この数字の根拠は?
 
 退院する時思ったのは、いつ死んでもいいように悔いのない人生をきちんと生きようと。そして明日死んでもいいように、とりあえずはまず

押し入れの中のSM雑誌やビデオをなんとかしなくっちゃ!
(↑ なんでこうなるかね ^^)


 処分できたのは全体の3割程度(36%)
置き場所があるうちはやっぱり捨てられないや ^^


posted by homer_2006 | Comment(2) | マゾヒズムに花束を!
この記事へのコメント
こんにちは

私ももし突然動けなくなったら、もしくは死んでしまったら・・・
大切なお道具達をどうしましょう?
近所の人は知らないから
「死んだら真っ先に道具を何とかしてね」
なんて頼めないし・・・
誰か理解ある人を作らなきゃ駄目なんでしょうかね?(^^ゞ
Posted by 私も・・・ (笙子) at 2005年10月29日 10:14
 そういえば僕も数は少ないですが「道具類」って持ってましたね ^^ どうしよう....

最近の考え方としては、動けなくなってしまった時はちょっと困るけど、死んでしまったならもういいか! とも思ってます。

 「あの人これで何やってたんだろう?」
って思われちゃうのって、恥ずかしいけど萌え?
Posted by お久しぶりです (Homer) at 2005年10月29日 11:39
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