いずれをあやめかきつばた

菖蒲風薫る5月になりました。
花札の5月は菖蒲ですね。
アヤメとショウブとカキツバタの区別は詳しく知りませんが、描かれているのはハナショウブのようです。

菖蒲の10点札は菖蒲に八橋が重ねられた艶やかな札です。
他の8枚の10点札よりはちょっとゴージャス、一部の地方ではこれを20点とするところもあるようです。

八橋、三河の八橋、現在の愛知県知立市あたりですか? そのまま地名になっています。
伊勢物語に名高い一節があるでしょう。

   から衣 着つつなれにし つましあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ

あまりにも有名な話は割愛して、別の八橋の話をしましょう。
近江八景の八橋(矢橋 = やはし)です。矢(八)橋の帰帆、やはり水の名勝です。

江戸時代の某年某月某日のこと、狂歌師・大田蜀山人が旅の途中瀬田橋を通りかかった折の話。
そこで籠を頼んだところ、籠屋が言うには、
「近江八景を五七五七七、一首の歌で詠んでみろ。それが出来たらお代はただにしてやる」

さあ、大変!!
八景の歌八連作ならいくらでも出来るでしょうけど、一首三十一文字で八景全部とは!?

しばし考えた後、蜀山人。

    のせたから さきはあはづか ただのかご ひらいしやまや はしせらせてみい

つまり、

「乗せたから先は あ (合&逢) わづか只の駕籠 平石山や 馳せらせてみい」
=
「の『勢多(瀬田)』『唐崎』は『粟津』『堅田』のかご『比良』『石山』『矢(八)橋』らせて『三井』」
と云う事。

お見事! 
近江八景を一首で詠み込めました。

と、この言い回し、



近江八景と蜀山人

を丸写ししました。

いやいや! 伊勢物語の方はリンクするにとどめました…ぞ…

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて〜!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!





posted by homer_2006 | マゾヒズムに花札を!
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