雅語? 隠語?

cut花札の合わせ競技には、手役というものがあります。
出来役、狭義でいうところの役が合わせて完成していくのに対し、この手役は配られた7枚の札で作る、というよりは札が配られた段階で既に出来ている役です。

例をあげてみましょうか。
からす。
これは7枚の全てがカス札という役です。
一番高い手役は、四三(しそう)。
配られた札が、同月の札4枚+他月の札3枚、という状態で完成する手役です。
うーん、到底できそうもない、、、

そうそう、からす にして 四三 ってこともあり得るんですよ。
どういう7枚か?
答え。桐のカス札3枚+柳(雨)の4枚。
柳は4枚ともカス札とみなすことができる (一部地方では菊の10点札も) ので、四三に加えてからすも完成している訳です。

出来そうもありませんね。麻雀の九連宝灯と同じで出来たらば死ぬのかもしれません。
まあ、このように手役というのは、そもそもが得点力の低いクソ手(麻雀のシ−サンバラバラみたいなもの)の上に、手札を晒して競技しなければならないことになるので、そのハンデ埋めとして設けられてるわけです。

四三と書いて、しそう と読ませる、どっかで聞いたことがありませんか?
さあ、張った! 張った! … 四三(しそう) の半!!
そうです。これです。
独特の言い回し、雅な言い方をしようという意図も感じられない訳でもないですけど…
基本的には、これも隠語符牒の類でしょう。

ムラの構造という言い方でいいのでしょうか? 日本人は隠語符牒の類でムラを作りたがりますね。
そして、「よそ者」はそこに入りたがるものです。
昔から有名な女子高生言葉。
そうそう、池波正太郎さんの『男の作法』あたりにも、「ちゃんとしたすし屋で『シャリ』だの『アガリ』だのと隠語を使って通ぶるといやな顔をされたものだ」と書かれてますよ。

方言なんてのもその亜流でしょうねえ。
地方によっては、隣県でも通訳入れなければ会話ができないとこもあるとか。

とまあ、このように隠語符牒の好きな日本人。そのこころを如実に現すエピソードをあげてみましょう。
児島高徳です。

かの後醍醐天皇が北条方に敗れて隠岐に流されるおり、中国の故事から例を引き、
「天莫空勾践 時非無范螽」
と書きつけ、范螽が勾践を助けたように私が帝をお助けしますから、ご安心ください、
と暗号を贈った人ですね。

古典太平記によれば、この十行詩を見た北条方の武士は何の事かさっぱりわからずガヤガヤしたが、天皇一人だけはすぐに意味がわかってにっこりとしたといいます。
…って可能性は薄いですね。
北条方の武士が揃いも揃って低偏差値だったとする論拠はどこにもないでしょうが。
おそらく彼らのうちにも意味を解したものもいたに違いありません。
ただ、そこで騒ぎ立てたら高徳&後醍醐コンビの思う壺、ここはそらっとぼけるのが上策です。

いつの時代にも、暗号・符牒を使った挑発焚付の類はあるもの、
そして、それに反応するのは厨、

と、この言い回し、



いつの時代にもある暗号文
趣味趣向の問題じゃないと思うんだな、断言していい

を丸写ししました。

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて〜!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!



posted by homer_2006 | マゾヒズムに花札を!
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