風の音にぞ

猪旧暦というのは結構画一的なものでして、一年をきちっと春夏秋冬4等分するのです。
ということですので、7月は初秋ということになります。
感覚的には、新暦とふた月はズレがありますよね。

まあ、初秋は大げさだとしても、

   秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬ

この程度の季節ではあるのでしょう。
さて、僕は花札7月・萩のもうひとつのテーマは、風だと思うんですよ。
花鳥風月で唯一目で見ることができないものですね。
ただ、萩の揺れる様子から視覚認識ができるということです。

もう一首、今度は百人一首の歌を見てみましょう。

    有馬山 猪名の笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする

58番大弐三位、後拾遺和歌集<恋二・七○九>です。
個人的には、この歌の挿絵として使うなら、花札の萩以外にないと思うんですよねえ。
おあつらえ向きに『猪』まで入ってまして。

「風吹けば」までは「いでそよ」を導き出すための序?
だから、「そよ人を 忘れやはする」だけにしか意味のない恋歌?

いけませんねえ、こういった教科書的な理解は。
序の部分もちゃんと独立した意味があるのです。
まずは叙景的に物悲しさ切なさを歌い、それから惹起された自己の内心を切々と歌う、
ですから季節明示のないこの歌の季節は秋でなければなりません。

「男心と秋の空」…んなとこでして、当時流行っていた序の使い方の典型です。

その「流行っていた」ではないですが(=序詞の教科書訳し方)〜
そよ風を清純な♀に見立てるのが、昭和後期歌謡曲では流行っていたようです。
こんな歌でも聴いてくださいな。

そうそう、すっかりダーティイメージに染まってしまってしまった統○教会のあのおばさんも、かつては「そよ風○ゅんちゃん」と呼ばれていたとか。
メーテルリンクの有名戯曲にちなんだあの歌を歌詞に関連するのでしょうが。
 
と、この言い回し、



ああ古き佳き昭和の日々 − 後期昭和歌謡第二弾

を丸写ししました。

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて〜!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!



posted by homer_2006 | マゾヒズムに花札を!
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。