みよ − ギネスに載っている江戸時代の大女

8c99c9a6.gif大女に関して数値記録するのは、昔から盛んなようである。
現在でも、よく目にする。
なんでも、最近亡くなったYMなる女性が、推定198cm・100kg超で、記録に残る日本人女性では最長身とか。

論題にしたみよなる農家の嫁は縦よりも横の方が凄かったようだ。
残念ながら、肝心のギネスブックが見当たらないのであるが、多分180cm台半ば150kg超程度だったと記憶している。
体重で通称名になっていたそうである。

彼女が一躍有名になったのは、夫が他の女に気を移したときの逸話からだ。
足の間に夫を挟みこみ、浮気をやめるようにせまる。
この体格であるから堪ったものではない。泣きの涙の夫は2度とみよ以外の女に触れないと誓ったそうだ。

お市の稿で論題にしたトールフェチ、そして今回の稿で心を動かされるであろう人たちを括るファットフェチ…
いずれも概念に対するフェチシズムである。
フェチシズムとはなんぞや?
邦訳としては、節片淫乱症・崇物症・性的愛玩症などが適用語となっているほか、物件恋愛、性的心酔、淫物症等がある。
これでわかるように、性愛の対象を生きた人間そのもの全身よりも、性対象の一部分(断片)に求める特異な心理態度である。
トールフェチ、ファットフェチというのは、数値という概念に性対象を求めている心理態度なのだ。
であるのだが、どうも昨今そこらが怪しげである。

即ち、背の高い女性・太った女性が好きな男性のことをトールフェチ・ファットフェチと言っているきらいがある。
彼らは別に特異な心理態度ではあるまい。
長いのが好き即トールフェチではない。異性に好みのタイプがあるのは至極当たり前のことだ。
そして、太った女性が好きな男性が痩せた女性に恋してしまったら?
あばたもえくぼということがある。これが微妙なる『正常な性愛心理』なのだ。

却って話をわからなくしたか?
もう一度フェチの邦訳を読んでほしい。
フェチシズムとは特異な心理態度、平たく言えば変態の一種、そう易々と使っていいような言葉ではない。
フェチとフェチシズムは別物、という考えを提示する人もいる。詭弁ではあるが、うまい妥協点ではあろう。
だが、それにしても…

誤解がないように願う。
論者は言葉の定義を云々することを目的にこの稿を書いているのではない。
通常の心理態度で説明が付くものに、なぜフェチだのSMだのとアブノーマルを冠するのか? と言いたいがためである。

正常なものに異常を表す語句を当てはめ、その語句が本来もっている異常性の側面が薄れてゆく… ある意味、言葉のインフレであろう。
断言していい。フェチ・SMの用例に関しては意図されたインフレである。
商業主義(アダルト)の販拡の都合上。ここに源を発し、恐るべし、現在ではかの恣意どおりに定着しつつあるとさえ言える。

大いに一家言ある論者である。


posted by homer_2006 | サディズムに花束を!
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