SMビデオは名無し女王様でつくるのが正道

世に、女王様ビデオとかM男ビデオとかいわれているものである。
実は論者は、この手のビデオの出演女優だと書き立てられ往生したことがある。
まあ、ことさらそれを根に持って言うわけではないのだが。
この手のものは出演者に名前がないほうがベターと思えるのだ。

過去投稿で繰り返したとおり、これらはあくまでもイメージである。
視聴者は眼下のシーンのいずれかの人物にわが身を置き換え、サドなりマゾなりの己の欲求を満たす。
だとすれば、人物に対する思い入れは不用、出演者明示はむしろ興ざめにさせるファクターではなかろうか?
と、ここまでは、もっぱら論者の感覚だ。

して、これから先はある程度社会性のある論説をするとしよう。
特に論じなければならぬのは、女王様役の人選である。これらの適任者といえば?
とあるビデオのキャッチとして、こんなフレーズを見聞きした。

本ビデオの出演女王様役は過去に強盗傷害の前科があり、本格仕込みの責めが見られます、と。

言語道断である。
かかる販売拡張をする業者は死の商人だ。

罪を償って出所してきたのだから云々の反論は、些か的が外れる。
勿論偏見は持つべきではない。それを承知の上で言っている。
ひとたび起こしてしまった犯罪は仕方ない。さりながら。
もう2度と犯罪を起こさないように導くのが、罪を償って出所してきた者の受け入れ方なのではなかろうか?

して、件の制作者だ。
過去に傷害事件を起こした者が、暴力でメシを食えるように仕向けている。
これを言語道断だと言っている。はっきり言って焚付…
ありとあらゆる犯罪というものには再犯性があるのだ。

補導された少年少女は夜な夜な拘置所で泣きながら懺悔する。
もう2度と暴走はしません… シンナーはもうやめます…
うそ偽りはない。
が、本当に2度としないかといえば?
大概は、すぐに元に戻ってしまう。
人とは弱いもの、特に虞犯者である。
そして、戻ってしまうのは、ほんの少しのきっかけからである。

もしこの虞犯少女がそのサド性から傷害事件を引き起こしたと本当に思っているのなら、サディズムを昇華・有効利用するように導くのが、社会経験の先輩たる年長者の役目だろう。
とんでもない暴れ者が一転、うそのように穏やかな高僧に転じた事例なら、古今東西枚挙に暇がない。
元々『絶対値』が大きいのである故、正負符号の付け替えで極悪から最善へと変身するのである。
バソリーの稿でも、サディズムの有効利用法はあげた。
こともあろうに俎上にあげたビデオ制作者はそれを…

もう一度繰り返す。
暴力事件を起こした者が暴力で金を稼げるように仕向けた件のビデオ会社は死の商人だ。
そして、それを虞犯少女の更正・社会復帰ともてはやす一部の視聴者たち。
早く心得違いに気づき再考あれかし、と願うばかりである。


posted by homer_2006 | サディズムに花束を!
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