ヴィクトリア − 太陽のしずまぬ帝国に君臨した世界史上屈指の女帝

109beece.jpg女性による支配を論ずる上で是非とも俎上にあげねばならぬのが、ヴィクトリア女王であろう。
19世紀、英国が最も栄えた時期に64年間の長きに渡り、女王として治世にあたった。

英国君主であっただけではない。
後にはインド皇帝も兼務している。
植民地といえば、インドのほかにもカナダ、オーストラリア、南アフリカ…
彼女が支配した国地域は地球上各所に及び、英国民は「太陽の沈むことがない」と自慢した。

この超人的支配の秘密とは?

人を使いこなす能力に尽きるであろう。
議会の意見を尊重し、「君臨すれども統治せず」の議会制民主主義を貫く…
北風と太陽の寓話ではないが、ガキ大将的な君臨では統治などできぬのである。
後に世界中の議会制度の手本となるこの英国議会が彼女の手駒であった。
そして、家庭人としても同様、よき夫であるアルバートに恵まれた。
若いころのロマンス話である。

若気のいたりということか、ある朝ヴィクトリアはちょっとしたことで夫を傷つけてしまった。
謝ろうとした彼女は部屋に篭ってしまったアルバートを訪い、ドアをノックする。
誰ですかの声に、
「国王です」
ドアは閉まったままだ。
而して、再度ノックし、同じ問いにこう答える。

「あなたの妻ですわ、アルバート」

その後どうなったかは言わずもがな、将しく男性操縦術の教科書である。
と分かっていても、論者には到底真似はできぬ。

どうやら婿さんをとることなどは出来ようもない論者のようだ。


posted by homer_2006 | サディズムに花束を!
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