石井久子 (宗教名 マハー・ケイマ) − 教祖と決別したと言われているオウム真理教元bQ

9cae9172.jpg比較的おとなしい論説が続いた。この辺でまた現代史を挟もう。
前稿で触れたシャーマニズム支配を請けてである。

この人こそが、かのオウム真理教のシャーマンである。
石井はその宗教上の地位を以て、教団内で死亡した内外の人々を葬った。
護摩壇に火をつけて死者を焼いたのは彼女だとされている。

暴走したかの教団…
修行中の死者も少なくない。
石井久子を目標に修行していた青年たちは、その彼女の手により焼かれた。

これは誰の意思に基づくものなのか?
勿論、教祖である麻原彰晃の意思だ。
この教祖は最盛期国内だけで万余いた信者たちを全て自分ひとりで管理した。
数ある世の組織の中、オウム真理教ほどのワンマン組織も珍しかろう。
そしてワンマン組織側近であるからこそ、側近たちの力が強まる。
即ち、側近たちはトップの口を借りて自分自身の意思を押し通すことが出来る。
さもなければ人に与えられた一日は等しく24時間、トップとすれば物理的限界に達してしまうのである。
したがって、石井の行動は教祖の意思でもあり、同時に彼女自身の願望でもあると言えよう。

この心裏は注目だ。
屍体加虐が感じられる。
映像等を通して垣間見る石井久子という人は、かなり勝気な女性だ。
論者には同類の匂いがプンプンと嗅ぎ取れる。そして…
閉鎖集団の中で、この巫女様のサディズムもまた暴走したと思えてならないのだ。

誤解なきように願いたい。
是々非々を論じようとしているわけではない。
あくまでも知りうることを基に、ひとりの女性の心理分析をしようとしているのだ。
そして、この事件に関しては…

知りうることが少なすぎるのだ。
というのは、オウム事件報道を手がけた人々が、「悪いのは教祖一人であり、残りはマインドコントロールをされた被害者」との定説めいたものを作ってしまい、石井を筆頭とする信者たちに触れることをタブー視する風潮を作ってしまったからだ。
ちなみにこれはマルクス原理主義の歴史観そのものなのであるが、それはさておいてもオウムほど意図的な偏重報道がされ続けた集団も珍しかろう。
故に石井久子の心理分析にしても、「思えてならない」以上の結論を出しえないのである。
一体全体、国民の知る権利はどこに行ってしまったんだ? と文句の一つも言いたくなるのであるが。

繰り返し念を押す。
行動の是々非々を論じようと言うのではない。
マスコミの真似事をしようとしているわけでもない。
ましてや、紙上擬似裁判をやろうとなどとはこれっぽっちも思っていない。
歴史上出現した一つの宗教、その宗教上の地位bQの心理なり性格なりを分析しようと思っているだけなのである。



posted by homer_2006 | サディズムに花束を!
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