寒山 (中国・唐) − 後世 ヒッピーの神様となった奇行の禅僧

49819fd5.jpg論者の別ブログでも話題にしたことが寒山である。

 時人見寒山,各謂是風顛。貌不起人目,身唯布裘纏。
 我語他不會,他語我不言。為報往來者,可來向寒山。

詩人としても名高い彼の代表作の一節だ。
要するに、ボロを纏った風顛 (ふうてん) だと笑う世間の人々を逆にこちらが笑っているということである。

隠者は静者ではない。それどころかむしろ強烈な精神パワーの持ち主だ。
その昇華しきれない精神エネルギーは、例えば行動になり、例えば衣服や身なりに転嫁された形で現れる。
つまりは、世間一般とは異なるファッションをしたがるということ、古今東西共通の公理である。
それが証拠に副題のごとく寒山はヒッピーの神様となった。

と、この稿で論じようとしているのはBDSMのBDなのだ。
随分と久々なのであるが。
過去稿・ブルマーで紹介したように、BDとはボンデージの略、女S男MのSMプレーでお馴染みの、あの女王様ルックである。
逆趣向のプレーでは、責め手男性には衣装の指定はない。
だからこそ、BDSMという独立用語があるくらいなのだが、さて。
もはや制服といってもいいくらいお馴染みのあれである。
さりとて。
街中あの格好で歩いている女性というのも余り目にしない。
あんな格好で歩いたら、それこそ「時ニ人ハ彼ノ女ヲ見テ」になってしまうだろう。

もうここまで書けば論者の言いたいことはお分かりのことと思料する。
なんだかんだと言っても未だ、女性サディストというものは世間の価値観とは逆行する隠者の類なのである。



posted by homer_2006 | サディズムに花束を!
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