立てば芍薬 座れば牡丹

牡丹さてさて、花札6月のテーマ植物は牡丹、日本ではあまりなじみのない植物だと繰り返してきました。
ここで詳細を調べてみるに、必ずしもそうとも言い切れないことが解ったので本日の話題としましょう。

牡丹。
ボタン科の落葉低木。高さ一〜二メートル。葉は大きく、羽状複葉で、互生する。五月ごろ、白・紅・紫・黄色などの大形の花が咲く。花びらは五〜八枚あるが、重弁や二段咲きなどさまざまな園芸品種があり、寒牡丹もある。根皮を漢方で女性の浄血薬などに用いる。中国の原産で、古くから栽培。花の王とよばれ、「富貴草」「富貴花」「百花王」「花王」「花神」「花中の王」「百花の王」「天香国色」 「深見草」「二十日草(廿日草)」「忘れ草」「鎧草」などの異称もある。ぼうたん。
勿論夏の季語ですよねえ。

 牡丹散りて うちかさなりぬ 二三片 (蕪村)

そうそう。
以前はキンポウゲ科に分類されていたが、おしべ・花床の形状の違いからシャクヤクとともにボタン科にうつされたんだそうですよ。
これで思い出しました。
 
 立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花

やまとなでしこのことですよねえ。
実際、中国から伝来した牡丹は8世紀には既に日本で栽培されていたようです。
ただ、文学に登場したのはずっと後、『枕草子』(「殿などのおわしまさで後」の条)が最初、まあ、ここらが馴染みがないと感じられる所以でしょう。

枕草子、奇しくも朔でも話題になりましたよ。
英語かぶれ、最近ではドイツ語もつまみ食いしている僕は、日本古典はからっきし。
知ってる枕草子と言えば、こんな話になっちゃいます。ってことで、季節は一転真冬へとスリップします。

香炉峰下、新たに山居を卜し草堂初めて成り、偶々 東壁に題す

 日高く 睡足りて 猶お起くるに慵し
 小閣に 衾を重ねて 寒さを怕れず
 遺愛寺の鐘は 枕を欹てて聴き
 香爐峰の雪は 簾を撥げて看る
 匡廬は 便ち 是れ名を逃るるの地
 司馬は 仍お 老いを送るの官たり
 心泰く 身寧きは 是れ帰する処
 故郷 何ぞ 独り長安にのみ在らんや

そうですよねえ。作者・清少納言とその主人・中宮定子との謎賭け合戦の下地となった白居易(楽天)の七言律詩ですよ。

突然ですが、独自の女子高校生観をお持ちの皆さん。
彼女たちだって、香爐峰の雪〜の話くらいしますよ。
むしろ積極的に使ってるくらい。
「カーテン(ブラインド)をあけてほしい」という意味の『暗号』で「香爐峰の雪は?」って言ったりね。

関連して、傘を持たず雨にあったとき、「山吹(の花)」。
この話題は後日。

と、この言い回し、



枕草子でおなじみの白居易(楽天)の七言律詩を

を巧みに丸写ししました。

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて〜!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!



posted by homer_2006 | マゾヒズムに花札を!
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