大君は神にしませば

america菊さてさて、花札9月の菊は、『かしこきあたり』の紋所にも使われている植物です。
そして、菊の御紋がポピュラーになっていったのは明治維新によって『かしこきあたり』の株があがってから、前に話しました。
そうですよねえ。「この紋所が…」の決め台詞とともに提示されるのは別の家の家紋である花札にはない植物と相場が決まってます。

とはいうものの、菊の御紋自体はそれよりも前からありました。
楠木家の紋が菊水であることを聞かされた後醍醐天皇が、類似の家紋であることを喜ぶという記載が古典太平記にあります。
明治維新から終戦まで、そしてこの建武中興、あと壬申の乱以降聖武天皇くらいまでの時期、これくらいでしょうかねえ? 現人神だったのは。
意外と短い期間ですよねえ。

さて、『かしこきあたり第一期黄金時代』に思いを馳せましょう。
例によって例のごとく、万葉集は大伴御行の歌です。

  大君は 神にしませば 赤駒の はらばふ田井を 都となしつ

天皇 = 神 という考えが初めて出できたのは、壬申の乱平定後のことです。
それまで、諸豪族最大手に過ぎなかった天皇家を神の地位まで上らしめた「壬申パワー」

もう一首見ましょうか。万葉中最も有名な宮廷歌人の一人である柿本人麻呂です。

  大君は 神にしませば天雲の 雷の上に 廬らせるかも

大君とは持統天皇のこととするのが通説です。
『神にしませば』がまた出ましたねえ。
別に、宮廷歌人である人麻呂が立場上よいしょした、そうせざるを得なかった、というわけではありません。
誰ですか!? 「そうか、人麻呂はマゾだったのか」って言ってるのは?
壬申の乱における天皇家を目の当たりにした、素直な気持ちがそう言わせてるのでしょう。

と、この言い回し、



『現人神』は壬申の乱以降
「よいしょ」でもマゾ癖でもありませんぞ

を丸写ししました。

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて〜!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!



posted by homer_2006 | マゾヒズムに花札を!
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