清少納言 − ご存知枕草子の作者は陽気な女王様

d410a929.jpg言わずと知れた平安日本の女流作家、博学で才気煥発な彼女が公卿や殿上人と機知に長けた応酬を交わしていたことも広く知られている。
百人一首に収録された一首にも、その片鱗が垣間見られる。

  夜をこめて鳥のそらねははかるともよに逢坂の関はゆるさじ

中国は函谷関の故事を下敷きに、恋に戯れ、その喜びに微笑む女の立場は男の心を捕らえた自信に満ち満ちているであろう?
所謂女王様タイプである。
もしも、この清少納言がタイムマシンに乗って現代に現れたとしたなら、世のマゾ男性たちは定めしちやほやするに違いない。

まあ、卑近な性格診断は別にしてもである。
実際に枕草子の書き口を見れば、彼女がサディズムの因子を強く持っていた女性であることが分かる。
すなわち、宮廷ですごした間に興味を持ったものすべてがまとめられている同書は将しく、対象物を攻究したと表記するに相応しい。
サディズムの有効利用である。
彼女の悪口を日記に書きまくった紫式部と比較すれば、その有効利用性が引き立つ。

こんな清少納言のようだと言われたことがある論者だが、さてはて。

  夜をこめて鳥のまねしはまづよしにせい少納言よくしつてゐる (大田蜀山人) 



posted by homer_2006 | サディズムに花束を!
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