岡本花子 − 半世紀連れ添った夫を惨殺した84歳

b61aba14.JPG本旨とは似ても似つかないことから始める。
太陽系惑星の件だ。
論者も関心があり、例の日本ブログ村にアンケート項目、

  太陽系10番目の惑星?!?

を立てて注目していたのであるが、おぼろげながら落としどころが見えてきたここ数日である。

で、意外に思うのであるが、学者諸氏は教科書書き直しになることを理由に、否定的な見解を示しているようである。
これはしたり、だ。
学問に新たな発見があれば、教科書ごときは書き直しになってあたりまえではないか?!
それが、とりも直さず学問の発展、何故に喜ばないのであろう?
兎にも角にも、従来曖昧であった惑星ということばの定義が確立される見込みであることは、少なくても論者は歓迎する。

ここに、また別の語義曖昧な常用語がある。
『悪女』『毒婦』、本ブログにおいても頻用してきた。
一体悪女とは、どんな女性のことを?
どんなことを仕出かせば、毒婦と呼ばれるようになる?

久方に日本三大毒婦の話をした。
後ひとり取り上げてないのが、花井お梅。
いや、(このブログとして)論ずるべきものがないのである。というのは彼女のしたことは、どう考えても犯罪史に残るような犯罪とは思えないので。
と、いうのは…

などと、勿体つけるまでもあるまい、もうここまでくれば。
女性が加害者の凶悪犯罪が頻出している昨今であることだ。
会田美喜、畠山鈴香…
不謹慎な言い方になるものの、この想定外の事象は本ブログにすれば嬉しい悲鳴といったところだ。
そう、リアルタイムで、犯罪史の教科書が書き直しを余儀なくされるような状況に遭遇できたことは僥倖だ。
長い長い前置きとなったが、被害者の方に心よりの哀悼の意を示し、論に入ろう。

本件事件の発生は今年7月、申し述べたように非常に新しい歴史である。
場所は兵庫県姫路市網干区、当初岡本花子は「不審な2人組に襲われた」と証言し、その線で捜査も進んでいたのであるが。
ちょうど終戦の日、花子の犯行として当局はこれを逮捕することになるのである。

刃物で顔を滅多刺しにし、鈍器で頭をかち割る…
言うも無残な殺害状況だ。
だが同時に女性らしい犯行状況ともいえる。
即ち、腕力喧嘩の弱い者が強い者を襲うときのやり口だからである。
以前、東京は五反田のSM風俗店の店長が使用人である双子兄弟に殺害されたときの状況を思い出されたい。
プロレスラー並の体力体格の被害者が怖くて堪らなかった犯人・陸田兄弟は恐怖に駆られ、滅多打ちにし滅多突きにした。
ちょうど本件事件と同じである。

そしてまた、連れ添った期間50年の人間を殺したという点もまた、女性型の復讐的加虐であることを裏付ける。
これが男性であるならば、50年も連れ添った相手には愛着がわいてしまい、到底手にかけることは出来まい。
逆に殺したいと思うなら、我慢して50年も連れ添うことなど不可能だ。

進めるに、三番目にして最大の注目点。岡本花子という人物の年齢である。
大正生まれか? 明治と昭和の間に挟まった能天気の世代といわれる。
そして、戦前の男尊女卑の教育を受けた世代…
こうした大正女性が、夫殺しなどという大それたことをしてのけたのだ。
しかも、戦中戦後の動乱期ではない。平和ボケという言葉、飽食という概念すらも陳腐化しきった平成の御世にである。

なにがが狂っている、で片付けるのは簡単だ。
けど、可能性をいうならば、狂っているのは教科書のほうなのかもしれないのである。
社会科学は、歴史に検証する学問。


posted by homer_2006 | サディズムに花束を!
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