クレオパトラ7世 − 世界三大美女とも世界一の美女とも伝えられる女王の実像は?

b5e8c8d7.jpgミイラでお馴染みのファラオ(=古代エジプト王家)から。
いきなり卑近な話で何であるが、世界で初めてフェラチオをしたのはクレオパトラ、という風説はガセネタの類であろう。
大方、ファラオにフェラチオを掛けた言葉遊びが、まことしやかに伝わってしまったものと思料する。
一事が万事という。それほど色事一事で伝えられている彼女なのであるが…

調べてみれば、案外正統派の女性統治者であったことが判る。
ということは、それなりには流血した。
ということは、このブログで俎上にあげるに相応しいということだ。
数多い流血の中でも就中、弟であり配偶者であり共同統治者であったプトレマイオス13世を葬ったあたりには、色濃いサディズムを感じさせられる。
勿論、それなりの政治力も。

ローマ権力者の愛人となってエジプト女王の地位を維持したと伝えられるのは、女性であるがための損な役回りと思われる。
そうであろう? もし男であったならかかる後世人物評などあろうはずもないのだ。
そして、誰よりもクレオパトラ自身が(かかる評価を)百も承知の上で、カエサルやアントニウスに接していたと思われてならない。
ここで重なってくる日本史上の人物は、北条高時だ。

子供のときからバカといわれ続けた高時は、最後の最後に名将ぶりを発揮、鎌倉入りの新田義貞と一戦を交え、父祖の地を枕に壮絶な最期を遂げた。
新田風情に遅れをとったのではない。何人にも抗うことのできない時代の流れに負けたのだ。
クレオパトラにしてもしかり。
ローマによる世界統一は、サイエンスたる歴史にて定まっていたことなのである。
毒蛇に胸を噛ませて果てた…

ここにもまたひとつ、滅びの美学がある。


posted by homer_2006 | サディズムに花束を!
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