大唐三蔵取經詩話の創造者たち A − 玄奘三蔵の童貞を珍重した女魔

867e84bf.jpgいわゆる西遊記からの2回目として、サソリ妖怪を紹介しよう。
別ブログで書いたよう、陳舜臣はこの女魔に『お萬の方』という名前を付けている。

西遊記全編、読んでわかるように立ちふさがる妖怪たちのターゲットは三蔵、特に女魔の場合はその童貞を狙う。
意外に科学的といえよう。
即ち、男性と言うのはその生理構造上、性交渉により大脳中枢系の能力が低下する。
逆にいえば性交渉を断つことにより、その大脳中枢系の能力を人外にまで高めることができる。
例えば、旧日本軍においても士官候補生は手淫の習慣すらない者から選んだ。
禁欲というのは精神論にあらず、それどころか実利の極みといえよう。いかな玄奘三蔵といえども、ただの一度たりともセックスを体験しようものなら、極々ありふれた男になってしまうのである。

それを狙い、件のサソリ女怪は腐心する。
貼胸交股、この四字熟語に尽くされよう、とりわけネットでは人気の高い「男性受け」とか「逆レイプ」いわれてる世界だ。
で、この状況下における『お萬の方』の心裏だ。

サディズムがあろうか?
明確に否定する。
結論から先に述べるなら、下世話にいうところの「男性受け」「逆レイプ」はSMとは全くの異次元だ。似ても似つかないといってもいい。
それは、性器構造の違いから生じるセックスにおける両性の役割の違いからである。
即ちセックスとは、男性は陽根で女性の陰部を貫く、女性はそれを受け入れる、両性合意の下に。
で、合意のない場合だ。
これが男性ならば強姦、拒む女性を無理やり貫くこともできる。言うまでもなく、その行為の心裏には大いなる加虐心が存在する、サディズムだ。

逆に男性が拒んだ場合は?
過去数稿で述べてきたとおり、(性交の意思あって勃起しなければ)性交渉自体そもそもが成り立たなくなるのである。
だから、逆レイプなどということは元々ありえない。せいぜい女性がリードする男性受けパターンということになるのであるが、そうなれば普通の性行為だ。
そのリードした女性は相手男性の陽根で自らを貫かれてしまうのである。
どうしてこれが、女性サディズムなのか?
まあ大方、一部男性諸氏が(男女性差に全く気づくことなく)頭の中で創り上げた女性サディズムであろう。

いや違うか。
括弧書きの「気づくことなく」は「意図的に気づかぬふりを装い」、「創り上げた」は「でっちあげた」であった。
こうした似非SMを商売のネタにする、エロ業者は本当に腹立たしい。
それにも増して腹立たしいのは、かかる業者に協力する女どもと、ウェブサイトを立ち上げておこぼれに有り付こうとする同人サークルを自称する業者もどきである。



posted by homer_2006 | サディズムに花束を!
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