ヘンタイがな

あかよろし今日はまた、『あかよろし』の5点札の話をしましょう。
このブログの特性で、日付は全くあてになりませんが、この話題は随分と久しぶりです。
少々復習をしてみましょうか。

全部で10枚ある5点札には、全て短冊が配されている。
1月から3月までの短冊札には文字が書かれている。
そして、1月と次の2月の短冊の文字は「明らかによい」という意味の『あかよろし』、
こんなところでした。
新春に相応しい、おめでたい文言です。

とはいうものの、『あかよろし』には見えませんよねえ。
CGをクリックして、元の大きさで確認してください。
どちらかいうと『あのよろし』という感じでして。
はい、今日の話題はこの不可解な二文字目なんです。

確かに『の』の字が下に伸びたようなこの二文字目です。
でも、目を凝らしてよく見てくださいな。
そうでしょう? 上のほうに点がついてましたよ。
『可』の字を崩すと"かのように"なります。

そうです。小学校のころに教わったことを思い出しましょう。
仮名文字… 平仮名も片仮名も漢字から作ったんでしたよねえ。
前者は崩し字から、後者はその一部をとって。

まあ、『か』の字は、『加』の崩し字から出来た現在の字を使いますが、花札のように『可』をルーツとする平仮名もまたありです。
意外に思うでしょうが、仮名というのは千近くもあったんですよ。
それが、小学校令によって一字一音四十八字になったのは明治33年、西暦で言えばちょうど1900年のことです。
そのとき、選に漏れた仮名文字が、変体仮名です。

…って、『変態』の誤植じゃありませんよ!
まあねえ。ブログタイトルが、マゾヒズムに花札を! ですから、どうしても変態のほうになってしまいますか。
仕方がない。その路線で弁明などしてみますか。

僕は確かに、自他ともみとめる変態マゾ男ですけど、僕一人が変態ではないですよ。
歴史上に名を残した人物は、一人残らず変態ですよ、これが。
北原白秋の足フェチなんてのも、動かぬ証拠を押さえてますしねえ。
彼の和歌です。

  春くれば 白く小さき 足の指 かはゆしと君を 抱きけるかな

ええい、この際だ! 
他の近代歌人の作も、八首、どどーんと掲載しちゃいましょうか。

  をさなくも 伏しまろびつつ 泣く日なり 黒髪たれて なびく御足に
                      (与謝野寛)

  みごもれる 妻が素足の まさびしさ 早寝せよとて 蚊帳つりしやる
                      (細井魚袋)

  くらがりに 君が素足の小さきを 怪我に踏むこそ 艶めかしけれ
                      (与謝野寛)

  湯の中に ながなが手足 のばしてる 女の燐光 湯気が立つ立つ
                      (上田穆)

  しゃなりくねり 歩く娘でスロープの おてんとうさまが まぶしいのです
                      (饗庭瑠璃草)

  うしろより 渚をゆきぬ 夕浪の 君が素足を 洗ふ清さに
                      (与謝野寛)

  桃色の しごきをしめて 君素足 夜のともしび 蹴って歩けよ
                      (物上照夫)

  苗代の 水に素足で 立った娘に かっこう鳥が 呼びかけてゐる
                      (中島壷児)

こうしてみると愈愈、『特殊性癖』の云うのは『特殊』なものでない、
誰しもが少しずつ因子を持っているものだ、の感が強まります。

人類みなヘンタイ、だがな。
蜀山人歌碑の『志』にみえた『し』の字は、ヘンタイがなだ。

と、この言い回し、



へぇ〜、『かわゆい』っての、正しい日本語だったんだね

を丸写ししました。

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて〜!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!


posted by homer_2006 | マゾヒズムに花札を!
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