M女の遺伝子



 PCゲーム同様、アダルトコミックでもM男性市場はあまり大きくありません。女王様ものも最近でこそ時々みかけますが、数はやっぱり少ないですよね。

 三条友美のほとんどの作品は、内容的にはS男性向けで、劇画としてのレベルは高いと思いますが、M男性が見て面白いかどうかはビミョーなところ。
 ただこの人の作品ではいつも、「マゾヒズム」というものがある種の狂気として描かれている点で興味深く読めます。性癖とか趣味でなく、もうクレイジーな世界としてのマゾヒズムがここにあり、まともな理性で楽しむようなSMプレイとはほど遠い。このM女の「遺伝子」というタイトルにも、ちょっと惹かれました。

 マゾヒズムが「狂気」であるならば、それは精神病疾患のような遺伝子などにも原因があるのかもしれない。狂気とまでいかなくとも、Mッ気とかSッ気とかいうのは、気質の一種としても分類され、親の性格や生活環境から取得されうる類のものなのかもしれない...などということを考えさせられるのです。

 何かのきっかけでMなりSなりになるにしても、そのきっかけを受け入れるための素地みたいなものが、もともと全ての人類のDNAに植えつけられているのかもしれない。だとすれば、マゾヒズムもサディズムも、その人が左利きか右利きかと同じようなレベルで議論されてもよいのではないでしょうか...な〜んちゃってネ!



posted by homer_2006 | Comment(0) | マゾヒズムに花束を!
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