鶯の…

うぐいす花札2月の10点札に配図されている鶯は、美しい声で鳴くことで有名です。
鶯、転じて声の美しい女性のこと、更に転じては、美女の符牒で用いられるようになる、前に話しました。

事実、「鶯を鳴かす」なんて言い回しがありますわ。
遠まわしに、「オレは女にもてるんだゾー」なんていうやつに限って、ハゲチビデブ3拍子揃ったジジイというのもまた、古典的な相場のようです。
うん、更に踏み込んで、「鶯の谷渡り」
なんかといえば…

いやいや、厳格なるアダルト禁止をもって名高いgooブログで、この意味を詳述したらば、とてもとてものこと、一発で削除されてしまいます。
どうかここは、山岡荘八『伊達政宗』の一節から、なんとなく意味を察してください。
えー、小田原攻めの場面ですよ。政宗と秀吉との煽り合戦が繰り広げられますよねえ。
「政宗よ、関東の連れ小便ということがあるが、奥州においても同じであるか?」
とからかう秀吉に、すかさず政宗、
「いえいえ殿下。奥州はおなごが多うございますから逆に鶯の谷渡りでございます」

分かりましたね?
まあ、このように家康江戸城入城までの関東以北は、(当時の「日本人」であった畿内人の感覚にすれば)未開の外国にも等しい土地であったことを伺わせる説話です。
えーと、投稿日付はずっと後になりますが、前に話した真間の手古奈を思い出してください。

万葉集でしたよねえ。
同じ関東の歌でこんなのもあります。

  伊香保風 吹く日吹かぬ日 ありといへど 我が恋のみし 時なかりけり

巻十四-三四二二、また東歌です。
これは田舎言葉が入ってませんねえ。おそらく今の榛名山周辺で歌われていた民謡を採譜したものなのでしょう。

この榛名山ってのは案外緯度が高いところにあるんですよねえ。浅間よりも北。
うん、ちょっと西のほうで歌われている民謡にもありますもんねえ。
草津の道は「南浅間に西白根」、浅間山を挟んで真南は信州軽井沢、真北が嬬恋、そして草津。
いやいや関東はいささか広いうござんす、意外な地理関係を認識しました。

と、話を元に戻せば。
わずか西暦700年代に、こんなにも広い範囲から歌を集めた歌集が成立していたことには、本当に驚かされます。

と、この言い回し、



坂東の土民だからこそ陥るこの錯覚

を丸写ししました。

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて〜!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!

posted by homer_2006 | マゾヒズムに花札を!