衣にほはせ 旅のしるしに

yatuhasi突然ですが、情感テストです。
皆さんは、お花といえば、どんな色を思い浮かべます?

そうですよねえ。
大体は、ピンクとか赤とか、そんな感じですよねえ。
事実花札の花も大よそは、淡赤系統です。

ところが、5月の菖蒲はといえば見てのとおりの見事な紫、非常に色素の強い花でして。
花弁も大きいし、やたらに触ったら色に染まってしまうかも、
って、よく知りません。それこそ、僕の情感ですので読み飛ばしてください。

遥か遥か昔のこの旅人も、今の僕と同じ情感だったのでしょうか?
万葉集巻一.五七、10点札の八橋と同じ三河を旅したおりの長忌寸奥麿の歌です。

    引馬野に にほふ榛原 入り乱り 衣にほはせ 旅のしるしに

えーっと、
「引馬野」、「阿礼の崎」の地名については、賀茂真淵が「万葉考」で「十六夜日記」に浜松の北方を曳馬野というとあるのを根拠に遠江説を立ててから、以後、多くの万葉研究者はその説に従っていたが、仙覚、荷田春満は三河説を立てていられる。
ということで、万葉と十六夜日記が結びついたわけです。

因みに岩波書店・萬葉集は三河説をとってます。
「榛原」とはハンの木の原っぱ、「衣にほはせ」とは、衣に榛の美しい色をうつせ、という意味です。
引馬野に色づいている榛の木の原っぱに入って、榛を乱して衣に美しい色をうつしなさい、旅の記念に、
というのが全訳になりましょうか。

と、この言い回し、



万葉集、十六夜の二語検索をかけて

を丸写ししました。

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて〜!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!

posted by homer_2006 | マゾヒズムに花札を!