元禄花見踊り

手刷り桜花札を代表する札である3月桜、意外なことに桜の花以外には小道具程度のパーツしか描かれてない、前に話題にしました。
にも拘らず、非常に存在感のある札です。

この秘密はなんなんでしょう?
うん、勿論桜の魔力はありましょう。けど、もう一度、この20点札を見てください。
いや、見るというよりは、耳を澄ましてください。
こう、なんか、聞こえてきませんか? 幔幕の向こうでは花見の宴…
そう、さながら元禄花見踊りの琴三味線聞こえてくるよう、いや聞こえてくるのが不思議ではありませんか。
ねえ、心の中に響いてきましたでしょう? 将に花札マジック、我々の中の日本人を呼び覚ましてくれます。

ラテンの人たちは音楽を体で楽しみます。
それに対して、日本人は心で楽しむ、うんうん、日本人にとって歌は心の音楽であります。

ということで、日本歌集の原点・万葉の昔まで遡り、同じく春を楽しむ古人の心の音楽に触れてみましょう。
万葉集<八・一四一八>、志貴皇子の歌です。

  石走る 垂水の上の さわらびの 萌え出づる春に なりにけるかも

この歌は是非声に出して読んでください。
節なんかどうでもいい、旋律付けて歌えばなおよし。

どうです?
「たるみの〜 うえの〜 さわらびの〜」
『の』の繰り返しの、躍動感。いかにも春になったという感じが伝わってくるでしょう?
同じ助詞を繰り返す文章は駄文↑ですけど、これが歌ならリズムとなる…
似たような台詞をどっかで聞いたっけ?

かの『アマディウス』、私は映画で見ました。
「芝居なら二人三人が一度に喋ったらぶち壊し。けどこれが歌なら二重唱三重唱になる」
そして歌劇を書くようになるんでしたね。

と、この言い回し、



歌は心の音楽デス

を丸写ししました。

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて〜!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!
posted by homer_2006 | マゾヒズムに花札を!