快楽なくしてなにが人生

快楽なくして何が人生

幻冬舎

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  団鬼六氏とは昨年お会いしたことがあります。透析をしないと命があぶないという状況なのにそれを断っているという状況でした。文豪的な巨匠というイメージを抱いていましたが、なんとも気さくなおっちゃんという印象で、末期の腎不全を煩っているとは信じられないパワフルなSM談義に花が咲き、とても貴重な一夜を過ごさせて頂きました。

 その時にも話に出ていた、半生記みたいな書き下ろしを出すというので、楽しみにしていたのがこれです。団氏の作品は昔の奇譚クラブで読んだ程度で、僕は単行本を買ったことはありません。普通のM男性は読むことはあっても本を買うことはないんじゃないかな... 
 この本を読むと、世間一般に流布している「団鬼六」とは全く別のイメージに驚くかもしれません。彼の初恋と失恋のエピソードは、あまりにも劇的ではありますが、SMとは無縁の、なんとも純粋、なんとも滑稽な、人の人生なんてわからんものだというか、とにかくメチャメチャおもろいでんがな!!(←なぜか突然関西弁)

 団鬼六という人の作品世界を知っている人にとっては必読の書と言えるばかりでなく、一冊の人生指南書としても、ごく一般的にもお薦めできる本です。
 ノーマルであろうと、アブノーマルであろうと、快楽追求というテーマにおいては本質的な違いはない。快楽を求めるのは人間としてまっとうな行為なのだと、今さらながら納得させられてしまいました。あまりにも追求しすぎて犯罪になってしまうのはまずいけど(ていうかヤバいけど)、愛し合ってる者同士、あるいは一時だけとしても双方合意の上での行為で、人様に迷惑がかからない程度の変態行為はヤバくもなんともないんですね。



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posted by homer_2006 | Comment(0) | マゾヒズムに花束を!
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