NOVA美人講師殺人事件

 この事件、あまり興味はなかったのですが、イギリスでの反響が相当大きいようで、知り合いの英国人もただならぬ関心を示し、僕が以前NOVAに通っていたことこともありましてネホリハホリと聞かれて困ってしまいました。もう10年ぐらい前のことですが、報道されているNOVAの体質というか、やり方にはなんなく思いあたる節があります。

 僕はもともと英語をよく使う職場にいたので、今さら日常レベルの英会話を習う必要はありませんでしたが、雇用保険の関係で授業料の8割がキャッシュバックする制度を利用してちょっとやってみようと思ったのです。というのは口実で(実際20万円ぐらい戻ってはきたのですが)本当の動機はブロンドの白人女性に跪いてみたいという「ヤプー願望」みたいなものがありまして、特殊な依頼内容を英語やスラングでどう表現したらよいのかを知るために、下ねた会話からこの種の情報が得られないかと思ったのです。これが正直な話で、事実、駅前留学3年後、ニューヨークのSMクラブでめでたくプレイ体験することができたのは以前のブログで書きました(削除されちゃったけど)

 それはともかくとして、NOVAには様々な国々から幅広い年齢層の講師が来ており、若い人が多い中で40代〜50代の中年男性講師もたくさんいました。
 大都市の場合あちこちに分校もあってVoiceと呼ばれるフリーカンバセーションルームにはチケット制で自由に出入りできるシステムです。ただし、レギュラーのレッスンだけは所属する本校で受けなければならず、担当する講師はだいたい決まってきます。そして若い女性の生徒さんにはイケメンの男性講師、僕のようなおっさんには若い女性講師がアサインされることが多かったようです。生徒のモチベーションを高めるためとはいえ、いわばキャバクラ状態にしておくこのやり方には結構露骨さを感じたものです。


 初心者にとって外国人と英語で会話するのは最初はプレッシャーを感じるものですが、慣れてくるとけっこう楽しいものです。日本語だったらつまらない天気や趣味のトピックも、英語だとなんだかかっこいい。しかも美人でスタイルのいい白人女性との会話は、それが営業スマイルとはわかっていてものぼせてしまうのは無理のないことかもしれない。個人レッスンを依頼して親しくなったような気がしても、それは相手の講師にとっては金づるでしかなく、親しくなった気がするだけで実際はなんとも思われていないことが多いと思う。以前知り合いの外国人に、僕が下手な英語をしゃべると、「日本語では知的レベルの高い会話ができるのにとたんにアホに見えるヨ」と冗談まじりにバカにされたことがある。その時は自分の知性が誉められたのか、英語力をバカにされたのか複雑な心境でしたが、よくよく考えるとムカつくジョークだと思う。プライドを傷つけられたような気がした。かといって殺意までは抱かないですが、逃走中の容疑者も、もしかしてそんな感じで過ちを犯してしまったのかな、とも思う。
 まちがっても色恋ざたの殺人事件ではないでしょう。被害者にはフィアンセもいたんだしね。恋愛感情のもつれ以前の、たんなる勘違い野郎による衝動殺人。そんな感じでしょうか。異文化コミュニケーションに失敗しての顛末だったとしたら、なんとも不幸な事件であります。



posted by homer_2006 | Comment(0) | マゾヒズムに花束を!
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